フォトン算数クラブ:現役小6受験生目線での分析(②授業料→立地戦略)

2021年03月(新小6)

2021年3月28日(日)。

 

首都圏中学受験市場の「プラチナチケット」にまでブランド化した、フォトン算数クラブに関する分析です。娘は小3~5のフォトン算数クラブの正規カリキュラムを終了しましたので、現役小6受験生目線で分析してみることにしました。

 

これまでの記事は以下の通りです。

 

・2021年3月21日:フォトン算数クラブ:現役小6受験生目線での分析(①サピックスとフォトン実績比較 2011~2021年)

 

算数先取りのアウトソース先として僕がフォトン算数クラブに関心を持ち始めたのは、以下経緯があります。

 

・2017年11月:小2/フォトン:フォトン算数クラブがあっという間に満席

・2017年11月:小2/フォトン:入塾説明会に参加してきました

・2017年12月:小2/フォトン:2017年12月/入塾テスト(無事に受験)

・2018年01月:新小3/フォトン:2017年12月/入塾テストの結果

 

小2の12月までに、「RISU算数で直球算数基礎を再構築」+「トップクラス問題集徹底理解編で学年+1年の先取り」+「サピックス算数」+「きらめき算数」をやることで、なんとかフォトン算数クラブに潜り込んだ、、、というよりは上位クラスで合格しました。

 

ただ、当時のブログには生々しいので記録していませんが、

 

僕:「お値段が(汗)

 

と若干ビビりました。

 

 

=quote=

(2017年10月22日に入手したパンフレット抜粋)

 

小3飛び級コース 学習スケジュール

 

小3飛び級クラス 3.5時間(3年生と4年生の学習):42,000円

小4飛び級シータクラス 2.5時間(5年生の学習):31,000円

小5飛び級シータクラス 2.5時間(6年生の学習):31,000円

小6飛び級シータクラス 2.5時間(自由選択講座):31,000円(~7月)、16,000円(9月~隔週)

=unquote=

 

 

サピックスの小3の授業料が、現在24,200円/monthです(当時もそれくらいでは)。これに公文2科目(国語と数学)が現在7,700円 x 2 = 15,400円/month。つまり、サピックス+公文2科目=39,600円/monthでもなかなかの塾代ですが、これがいきなり倍以上になる、+42,000円。合計で81,600円/month。

 

あれ?これって、81,600円 x 12 = 979,200円/yearだし、夏期講習とか冬期講習とか入れたら1,000,000円/year突破では?

 

僕:「小3で大台突破か(汗)

 

この段階で気が付いたのですが、授業料を気にしない家庭が多そうな立地にしか教室を開業していませんね。つまり、サピックスの大規模校・中規模校の近くで教育投資に熱心な家庭が多いところ。フォトン算数クラブが教室を設置した順序までは調べていませんが、自由ヶ丘→日本橋→白金高輪、この順序で開業したのではなかろうか。

 

2021年3月現在のWithコロナでリモートワークが普及した世界観からでは想像もできないことですが、2017年1月当時は共働きは中学受験に圧倒的に不利でした。

 

僕:「我が家のような共働き世帯ではオフィスでの拘束時間や出張が長く、平日も夏休みも家で娘をじっくりと算数を教える時間を確保することは難しい。週末も親がぐったりしている可能性がある。娘がフォトン算数クラブのスピードについていけない可能性もあるが、ドロップアウトするならばその時に判断すれば良いことだ。他の塾アウトソースを考えると塾代が大台にのってしまうが、教育投資の効果は早いほど複利効果で増加するはずだ。折角合格したのだから、通わせてみるべきである。なんとなくだが、フォトン算数クラブへの投資をパスした場合、その後の算数に苦戦して小6で更なる塾代が必要になるシナリオがあるかもしれない・・・。」

 

との判断を下しました。

 

3年間での正確な塾代をカウントしたことはありませんが、42,000円 x 12 + 31,000円 x 24 = 1,248,000円。これに夏期講習や冬期講習があったように記憶するので、全部入れて1,500,000円/3yearくらいか。まあ駐車場代と変わらないですね。うん、911購入は見送ろう。

 

結果的に、フォトン算数クラブへの教育投資は大正解となりました。ケチらなくて良かったです。娘は算数の資質を持たない凡人ですから、フォトン算数クラブに通っていなかったら、小6の今頃に痛い目に遭っているものと思われます。娘が算数が得意ということはないのですが、もともとが凡人なのに、御三家を狙う算数男子とそこそこ戦えるレベルにまで引き上げてくれたフォトン算数クラブは凄いと思います。

 

(続く)

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JI/上位6%【2020年12月8日から】

 

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Posted by senki