スタディアップ:「白地図ピース」の各パートをやる順序
2021年5月5日(水・祝)。
スタディアップの「白地図ピース」についてまとめたのは、2020年8月が最後の記事です(スタディアップ:「白地図ピース」で基礎再構築)。
サピックスの白地図トレーニングに代表される「紙に書く教材」だけだと、正確な場所を暗記し辛い(=初めから場所指定されているから)のと、形を暗記し辛い(特に川と半島)ので、小6中学受験生になった今でもたまに白地図ピースで復習して貰っています。地理はいろいろな教材で異なる角度から見た方が、記憶の定着にも役立つと思います。
SenkiChatのクライアントさんから、「白地図ピースをやる合理的な順序は?」と聞かれたので、改めて考えてみました。僕の場合、深く考えずに娘にやってもらいましたが、もし最初から白地図ピースをやるならば、以下順序が良いかなと考えます。
①山地・山脈/山・火山
②川・湖
③平野
④盆地・台地
⑤半島・岬
⑥湾・海峡
・・・理由としては、
①造山運動により「山地・山脈/山・火山」が形成され、
②雨が標高の高いところに降り「川・湖」が形成され、
③川の浸食作用により「平野」が形成され、
④(隆起などにより)平野が形成されなかった場所が「盆地・台地」となり、
⑤海の浸食作用で「半島・岬」、
⑥「湾・海峡」が残る。
になるからです。③④は説明が厳密ではありませんが、「日本列島が削られていく」ざっくりとしたイメージとしては良いかと思います。地理は、単に今見えている日本列島の姿を暗記するのではなくて、「隆起する力と浸食する力が現在進行形で戦っていて、今この状態になっている」想像力を持てると、興味を持てると思います。
白地図ピースは漢字バリアを気にせずに親子で楽しめます。2020年9月の「スタディアップ:スタディアップの社会教材で先取りをしたい方への処方箋」に纏めた通り、漢字習得前でも白地図ピースは使えることが特徴だと思います。スタディアップの教材でないと駄目、なんてことはありませんが、「A1サイズの白地図パズル」って白地図ピース以外に存在しません。これくらい大きな紙の上でやらないと、親子で楽しむなんてできないんですよね。毎日30分一緒にやるだけで、相当な知識が身に付くと思います。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JII/上位6%【2021年4月9日から】
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