RISU偏差値リカバリー:取材記事(②テストではなぜか計算ミスが連発して大問1-2を取れないで苦しんでいる)
2021年6月30日(水)。
RISU算数が開始した、偏差値45以下を対象とした「RISU偏差値リカバリー」。偏差値45以下でないと入塾できないという、中学受験業界では初のサービスかと思い、興味深いので取材してきました。全4回の連載記事です。
・2021年6月29日:RISU偏差値リカバリー:取材記事(①「RISU偏差値リカバリー」というメール)
・2021年6月30日:RISU偏差値リカバリー:取材記事(②テストではなぜか計算ミスが連発して大問1-2を取れないで苦しんでいる)
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②テストではなぜか計算ミスが連発して大問1-2を取れないで苦しんでいる
RISU:「はい。例えば計算力なのですが、大手塾は大量に計算問題を宿題に出すし、他にも計算系の教材はたくさんありますよね。ドリルとか。しかし、テストではなぜか計算ミスが連発して大問1-2を取れないで苦しんでいる親御さんが沢山います。」
戦記:「どきっ。それって、小6サピックス生の娘ですよ。。」
RISU:「まあ、戦記さんでも悩まれているわけです。つまり、皆さん、同じような悩みを抱えていらっしゃるわけです。そこで、弊社では計算問題に苦労しているお子さんの行動を徹底的に観察しました。その結果判明したことは、正しい検算の仕方を大手塾では教えてくれていない、というシンプルな事実でした。低学年の算数問題では計算問題が多いのですが、この部分だけ改善するだけでも、成績は劇的に改善し、自信を持つことができます。検算の仕方は[xx]が大事なのですが、この方法論で計算の確実性を高めることができます。最速、という方法論ではないのですが、四谷大塚の全国統一小学生テストでも良い結果が出ました。もちろん、方法論として、しっかりとお子さんを管理しないと元に戻ってしまうことになるのですが、結果が出始めるとお子さんも自信を持ってやり方を実践してくれます。」
戦記:「なるほど。[xx]ですか。でも、そういうのは親が教えると、喧嘩になりそうですね。面倒くさい、とか言って。」
RISU:「なりますね。ですので、親ではない第三者に託した方が、家庭内は平和だと思います。算数で成績が低下している場合、頑張っても偏差値が上がらないし、何が理由で下がっているか分からない、なんてことが多発します。そして、あっという間に1ヶ月単位で時間が過ぎ去っていきます。その数か月間の間に、大手塾のカリキュラムはどんどん進むし、親子関係が疲弊してしまっていると、更に親の言うことを子供がきかなくなります。頑張っても頑張っても、偏差値が上がらない。そうなると、中学受験が理由で親子関係が破綻する悲劇にもなりかねません。」
戦記:「不幸ですよね。そうなるのは。。もともと、我が子にとって良かれとおもって始める中学受験が、親子関係を破壊するというのは。」
RISU:「はい。。頑張っても偏差値が45以上に上がらない場合、そもそもどこで下がっているのか、何が理由なのか、家庭内で把握できていない状態である、とお考え頂くのが良いかと思います。この場合、シンプルに、やるべきことをやる、と言うのが基本動作として重要になります。偏差値が出ない場合、いろいろと手を出してリソースを分散させてしまうと、更に原因が分かりづらくなっていきます。」
戦記:「何がアクションとして大事なのですかね?」
RISU:「集団塾とは違うやり方をする必要があります。そもそも、偏差値というのは相対評価の指標であり、その集団塾のやり方を盲目的に継続していても、偏差値50以上の集団についていくことは困難だからです。大事なのは、弱点を把握して、その解決策になるテキストを指定して、徹底的にやる、ということになります。つまり、一人一人のお子さんに対応したカリキュラムにして、集団塾の偏差値50以上の集団のスピードまで加速させてあげないといけません。」
(続く)
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JII/上位6%【2021年4月9日から】
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