ヨンデミー:「ミニレッスン」への取材③(ミニレッスンを通じて読書への様々なアプローチを知る)

2021年10月(小6)

2021年10月17日(日)。

 

ヨンデミーさんのAI司書サービス(特にミニレッスン)が進化をしているので、僕の勉強のために取材してきました。

 

 

 

 

 

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笹沼さん:「Googleが世の中にある本の数を試算していますが、世界には1億3,000万冊の本が存在するようです。そんなにあれば、好きな本もあれば嫌いな本もあるよね、ということをよくお子さんに話をしています。大事なのは「嫌いな本もあるかもしれないけど、好きな本を探しましょう」というアプローチでお子さんの背中をそっと押してあげることです。ヨンデミーのAI司書は、好きな本に出合える可能性を高めることができます。」

 

戦記:「世の中に1億3,000万冊の本があるならば、児童書に絞ったとしてもそれなりの数ですし、ある程度の指針がないと本の海の中で溺れてしまいますね。」

 

笹沼さん:「はい。お子さんにとっては、本に外れた経験が多ければ多いほど、読書について不信感が高まったりします。」

 

戦記:「そうですね。確かに10連発で面白くない本にぶつかったら、11冊目を手に取ろうとは思いませんよね(笑)。今更ながら、娘の小1-4時代の実体験を思い出しましたが、図書館に一緒に行って手あたり次第に本を借りるものの、2週間以内に手に取らなかったら、そこは深追いせずに次にいくスタイルが良いのでしょうね。」

 

笹沼さん:「大事です。「つまらない本を読む機会をいかに減らすか」は重要な要素になると思います。」

 

戦記:「とはいえ、保護者の視点では、せっかく図書館に行って一緒に選んで借りたのだから読もうよ!、と言いたくなりますよね。買った本ならばなおさらです。」

 

笹沼さん:「読まず嫌いは良くないので、最初の数ページは読んで欲しいところです。結構大事なのは、表紙もタイトルも好きじゃないけど、最初の数ページを読んだら面白かったので最後まで読んだ、という経験です。「読んでみようよ」とは言っても、「読み切ろう」とは言わないことが大事だと思います。」

 

戦記:「その通りですね。そのスタンスとミニレッスンは親和性が高いですね。ミニレッスンは、せっかく盛り上がった読書への関心を減らさずに維持する、というのが大事な役割になるかもしれませんね。」

 

笹沼さん:「もともと読書が好きなお子さんは、ミニレッスンを通じて読書への様々なアプローチを知ることになります。そして、読書が好きではないお子さんについても、毎日ヨンデミー先生が読書への入り口を提案してくれますから、毎日毎日ポジティブなメッセージに触れることで、関心が高まっていきます。「あ、読書って楽しそうだ!」という読書観の刷新が、ヨンデミーをご利用頂いている家庭の現場で起きています。」

 

戦記:「やはり、毎日やるのが大事なポイントになりそうですね。学年の違いはデータとして出てきていますか?低学年と高学年での違いとか。」

 

笹沼さん:「弊社としては、学年による違いがあると当初は思っていました。もともと低学年のお子さんをターゲットにしてミニレッスンを作りましたので。しかし、先日、興味深いお子さんが現れました。思春期の真只中の、中学生のお子さんなのですが、全く本を読まない。読んでくれない。保護者の方がこれはまずいということで、ヨンデミーを使ってくれました。しかし、1か月間、おすすめ本を全く読んでくれませんでした(汗)。でも、なぜか解約せずに継続してくれたのですよ。その理由についてヒアリングさせて頂いて調べたところ、ミニレッスンは毎日受けていてくれまして、おすすめ本は手に取ってくれませんでしたが、ミニレッスンで本についてポジティブになり、おすすめ本とは無関係に他の本を1冊、持ち歩くようになった、という事例です。これには、弊社メンバー一同で感動しました。」

 

戦記:「たしかに、すごい変化ですね!」

 

笹沼さん:「通学途中の電車の中で、はじめはちょっとパラパラとめくるようになった、くらいの変化だったようです。そうして2か月目に入り、ようやくヨンデミーのおすすめ本を読んでくれて、感想も2-3冊提出してくれました。今では楽しく読書をされているようです。ミニレッスンが、上の年代のお子さんにも刺さることに驚きました。」

 

戦記:「なるほど。親主導で読書習慣を身に着けさせようとすると、「読みなさい」となりがちですが、ヨンデミーのようなAIテクノロジーを使うと「自然と読む」ように導いてあげることになるのかもしれませんね。」

 

笹沼さん:「保護者さんが思っている以上に、お子さんは子供っぽくないのかもしれません。習慣化の力にしても、例えば毎朝7時に起床している人が、4時に起床したいと考える場合、最初はいつもよりも15分早く起床することが習慣化の土台になります。その上で1時間早めるとか、2時間早めるとかといった行動につながっていくことになります。新しい習慣、つまりヨンデミーのユーザーさんにとっては読書習慣になるわけですが、何がベビーステップなのかということが大事になります。必要条件としては、やりたい習慣よりもスモールステップであることと、やりたい習慣に次につながりやすいこと、この2点だと思います。ミニレッスンは、この2つを偶然にも満たしていたことになります。これは想定外でしたが。」

 

戦記:「ヨンデミーのファンクションは、表面的にはおすすめ本を紹介するということですが、本質的には読書習慣を強固なものにする、ということかもしれませんね。」

 

笹沼さん:「はい。選書の強さもそうなのですが、それだけではありません。」

 

戦記:「保護者の方で、お子さんへの選書ができて、かつ読書習慣を確実に作れる自信があるならば良いですが、もしそうでないのならば、テクノロジーの力を借りるのも選択肢としてはありですね。低学年時代の時間は取り戻すことはできませんから。」

 

笹沼さん:「保護者の方が選書をしても良いと思います。しかし、図書館から借りてきた本が読まれない状態が続く中、いかにお子さんに本を手に取ってもらい、YouTubeやゲームではなくて本を読んでもらうか。ハードルが高いのが現実です。読み終わった後に、バッジが貰えるのが楽しいとか、また次に本が読みたくなる体験という形で、読書の前と後も含めて全部の読書体験を一括でサポートすることが、弊社のバリューなのかなと考えています。」

 

戦記:「短期的に読書をがりがりしても、あまり意味が無いですからね。継続することが大事ですしね。」

 

笹沼さん:「はい。お子さんの読書を考える上での保護者の方のペインは「本を選べない」ということよりも、「読んでくれない」や「読み続けてくれない」ということの方が強いです。ヨンデミーとしては、読書習慣の最適化のお手伝いをする、ということを目指していきたいです。選書はもちろんのこと、読書習慣を確立するためのミニレッスン、そして今後は他のお子さんと楽しい競争感覚で本を読みあう機能などを拡充していくことにします。」

 

戦記:「家庭の中で、保護者の方がお子さんを「ゲームとかYouTubeばかりしていないで、本を読みなさい!」とお子さんに言うシーンがある家庭は、数年先が少し暗いことになりそうですしね。小6の娘を通じて最新の中学受験市場をウオッチしていますが、低学年時代に読書習慣を確立できなかった場合、中学受験という時間軸で国語力を伸ばせる上限が決まりかねないと思います。早期に適切な読書習慣を確立し、家庭内での不毛な喧嘩が無くなると良いですよね。」

 

笹沼さん:「はい。弊社としては、現時点においては「教育ないし習い事」という視野で読書を捉えていますが、今後はもう少し俯瞰する「子育て」というコンテクストの中で、お子さんの読書とご家庭での良質な読書体験を支援していきたいと考えています。それこそ親子の会話で読書の話になると、楽しい経験になると思います。想像してみて下さい。それまで、YouTubeばかり見ているお子さんを叱らないといけない保護者の方が、お子さんが本を読むようになり、親子で同じ本を読んだりして、「あのシーンは良かったよね!」と会話で盛り上がる姿を!お子さんも読書でハッピーになれば、保護者の方もハッピーになれます。そうなる姿を想像して、ヨンデミーの仕掛けを作りこんでいくことにしています。」

 

戦記:「親子で同じ本を読んで、感動した内容を話しあうようになると、とても幸せな気分になりますね。娘と一緒に本屋大賞を読む取り組みをした際には、本当に幸福な気持ちになりました。ぜひ、低学年の方にも同じようなことが起きると私も嬉しく思います。」

 

笹沼さん:「戦記さんが満足しても仕方ありませんが(笑)、大事なのはお嬢さんの経験ですね!」

 

戦記:「(爆)」

 

笹沼さん:「お嬢さんも、親子で読んだ本については記憶に残る経験になっていると思いますよ。弊社では読書教育に関するR&Dにも投資をしているのですが、読む前も大事ですが、読んだ後のフォローも大事であることが分かっています。親子での対話であったり、他のお子さんとの交流であったり。その体験が厚ければ厚いほど、「この本は面白かった!」という気持ちが持続します。これにより次の本が読みやすくなり、、友達と話をしたいから次の本を読む、という展開になります。これも大事なポイントですね。」

 

戦記:「娘もヨンデミーユーザーですが、小6にはいって塾が忙しくなり、途切れがちな読書をつなぐサポートとして機能していました。今は小6の10月に入り、どうしても時間が取れないので読書が停滞しがちですが、本日の取材内容を活かして読書へのモチベーションが途切れないように注意したいと思います。取材のお時間を頂き、ありがとうございました。」

 

笹沼さん:「こちらこそ、ありがとうございました。」

 

(終わり)

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KI/上位5%【2021年8月6日から】

 

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Posted by senki