小6/歴史:「歴旅」さんとのコラボ (10) 2018年開成中学校社会①より 国民党と共産党

2021年11月(小6)


2021年11月26日(金)。

 

歴旅-中学受験難関校へのぶらり旅-」さんに娘向けの家庭教師としてコンテンツを製作頂き、それを2022年組に開放するプロジェクトです。みんなで歴史に強くなりましょう!

 

しばらく前に歴旅さんと話をしてコンセプトを決めましたが、「学力の上限が存在しない開成・桜蔭・渋幕の合否を分ける社会の1問に特化」した形で分析頂くことにしています。

 

=quote=

前述の根本博中将も絡めながら、国共内戦から振り返ってみましょう。

根本中将は日本の敗戦時はモンゴルでソ連軍と戦い、(降伏後も条約違反で攻めてきたため)八路軍(共産党軍をこう呼びました)と戦い、ソ連軍を戦意喪失させ、在留邦人4万人を救いました。当時日本人は軍人・軍属・一般市民合わせて600万人いました。彼は国民党軍と連絡を取り、10年かかると言われた引き上げを10カ月で完了しました。蒋介石は日本軍の引き上げに協力的で、自国の軍隊の輸送を最優先すべきところを日本人輸送に割り当ててくれました。「あとのことは中国内で解決する」という思いでしょうか。イキですね。中国革命の頃から関わってきた日本人は多数いたため、本当は蒋介石軍に入っても協力したい人はいたと思います。しかしそれでは戦後日本が多大な迷惑と混乱を引き継ぐことになる。勝ったり負けたり裏切ったり助けたり。本当に複雑です。(ちなみに共産党空軍設立には日本人が関わっています。)

 

(中略)

 

■金門島の戦い

 


共産党は蒋介石率いる国民党を海岸の厦門(アモイ)まで追い詰めていきます。情勢は決定的で、国民党は滅亡寸前です。満州から日本に帰っていた根本中将。単身台湾に渡ります。渡ります、と簡単に言いましたが、当時日本人は例外を除いて海外渡航禁止。米軍GHQが戒厳令を敷いている上、軍人将校は戦犯扱いで謹慎の身分。海にも米国艦隊がうろうろ。アメリカの眼が光る中台湾渡海など至難の業です。そんな中、彼は家族に「魚釣りに行ってくる」と言ったきり、釣り竿を持ってぷらりとどこかに行ってしまいました。彼を手引きしたのが明石元二郎大佐の息子。明石大佐は台湾の地に多大な影響力を持っていました。

 

彼は中国人「林保源」を名乗り、台湾から厦門に向かいました。根本中将が着くと国民党幹部は驚愕します。「先生!!」
もはや滅亡寸前の敗戦の土地にどうやって現れたのか。辿り着くだけで死にそうになる事は十分想像できます。釣竿持ってぷらりと現れた中国語を話す謎の日本人。彼は素性を一部しか知られない状態で第5軍管区司令官顧問、中将に任命されます。日本軍中将にして国民党軍中将。こないだまで敵と戦っていた国の、です。彼は軍師として軍略を立てます。まず厦門を放棄。金門島で水際作戦で戦うとともに共産党軍をやぶり、台北に凱旋します。日本の伝統的な水際作戦。蒙古襲来から現代に至ります。軍略を見ると日本もリムランドですね。

 

こうして「中国共産党統治による中華人民共和国」と、「国民党支配による台湾」という2つの中国が生まれました。

=unquote=

 

根本博中将の存在は僕は昨日知りましたが、軍人として半端ないですね・・・。漫画以上に漫画な展開です。

 

この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』を早速注文しました。

 

 

 

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・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KII/上位5%【2021年11月19日から】

 

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Posted by senki