小6/歴史:「歴旅」さんとのコラボ (11) 平成29年度渋幕中学校1次社会②より 貨幣問題 江戸時代の通貨政策①

2021年12月(小6)

2021年12月8日(水)。

 

歴旅-中学受験難関校へのぶらり旅-」さんに娘向けの家庭教師としてコンテンツを製作頂き、それを2022年組に開放するプロジェクトです。みんなで歴史に強くなりましょう!

 

しばらく前に歴旅さんと話をしてコンセプトを決めましたが、「学力の上限が存在しない開成・桜蔭・渋幕の合否を分ける社会の1問に特化」した形で分析頂くことにしています。

 

 

=quote=

問題です。元禄時代の経済政策を実施し、幕府財政を回復させた勘定奉行は誰でしょうか?

 

江戸時代、幕府は最初は大金持ちでしたが、日光東照宮を作ったり江戸自体を立派にしたり、大奥に贅沢三昧させているうちに貯金がなくなってきました。明暦の大火で大きな被害を受けた江戸の町の復興も大きな支出になりました。しかし5代将軍徳川綱吉は大きな寺院を建立したりするのが好きでした。お金を使いながら懐を温かくする方法はないか。。。そんな都合のいいことを考えていました。

 

そこに現れたのが荻原重秀おぎわらしげひで。提案したのは貨幣改鋳でした。古い貨幣を溶かして新しく貨幣を作り直すことです。荻原重秀はそれまでの慶長小判を回収して、金の含有量を減らした元禄小判に作り替えました。1枚当たりの金を節約し、小判の数を水増しした結果、幕府は莫大な差益を得ました。金銀貨で500万両というすごい儲けです。しかし貨幣の質を落としたことから値打ちが下がり、インフレ発生。庶民からは悪のレッテルを張られます。もともと流通が滞ってデフレだったのでよかったのではないか、という意見もありますが、物価が上がったら苦しいですね。

=unquote=

 

「荻原重秀」は僕も知りませんでした。知らないことばかりで、凹みますね。。

 

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KII/上位5%【2021年11月19日から】

 

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Posted by senki