新中1/サピックス:低学年のサピックス入室テストで凹んでいる方へ
2022年1月19日(水)。
新学年からサピックスへ入室すべく、入室テストを受けた方が多いかと思います。新小1、新小2、新小3。それぞれごとに入室テストの結果が出そろっていると思います。都内はサピックス満杯問題があるので昨年11~12月に決着がつき、満杯問題が無い場所では1月に結果が出ているはずです。
こんな意見が多いのではないでしょうか。
「公文算数であれだけ先取りしていたのに、サピックス算数には全く歯が立たなかった。」
「あれだけ読書していたのに、サピックス国語の記述は1行しか書けなかった。」
「あまりの点数の酷さにショックを受けて、親として眠れなかった。もう中学受援断念しようかとすら思う。」
・・・娘も2016年3月(=新小1)には似たような感じでした。以下、「初めて受けるサピックス入室(or 組分け)テスト」の結果に向き合い方を纏めておきます。
①総合格闘技をしたことがないから仕方がない
サピックスは総合格闘技ですので、そもそもお子さんが経験したことがない世界だと思います。サピックスは面白いのは、市販教材では再現するのが困難なような、思考力系問題(=作業して試行錯誤しながら解法にたどり着く問題)が主軸になることです。初めて解くお子さんは、できなくて当然です。
②制限時間の感覚が無いから仕方がない
時間の割に解く分量が多いので、初めてだと時間切れを起こします。これも仕方がないです。
③テストの作業をしたことが無いから仕方がない
テストは作業が大事です。余白を使った計算は勿論のこと、国語の長文読解での線も大事です。しかし、家庭学習や塾ではテストのお作法について語られることは少ないので、お子さんが知らなくても仕方がありません。
・・・結論として、出来なくて当然です。
サピックスのテストは、3回目の結果がその時点での立ち位置と課題を示してくれると考えると良いかと考えます。低学年の場合、3回目までに4~6か月はかかりますので、その間での進化も含めて、判断できると思います。この観点からも、早期にサピックスのテストを経験した方が、Fail Fastして学習方法を修正していく機会を得られることになります。
中学受験は、いかに早く成功するかが大事というよりは、いかに早く失敗して修正するかが大事だと考えます。というのも、中学受験の時間軸は短く、小6の2月で終わってしまうからです。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KII/上位5%【2021年11月19日から】
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