2022年中学受験本番:(5)豊島岡3連戦 ①出願状況
2022年1月29日(土)。
豊島岡の出願状況です。豊島岡はほぼ毎日発表してくれますので、その気になれば出願増加速度を計測してグラフ化できましたが、この観点に気が付きませんでした(※毎日の数は公表しているが、時系列では公表していないので記録を取らないといけない)。来年、どなたかグラフ化してみると面白いと思います。
豊島岡は第2回の申し込み締め切りが第1回の結果発表前に到来しますので、本気で豊島岡に行きたい受験生は、第1回と第2回を申し込むことになります。問題は第1回と第2回を申し込むタイミングでして、桜蔭>渋幕>豊島岡で考える方は、渋幕の結果発表を確認してから豊島岡第1回を申し込めば間に合う(=受験しない受験料をセーブできる)ので、豊島岡第1回は申し込み不要です。
しかし、埼玉・千葉入試の結果をみて2月3日に豊島岡第2回ではなくて安全校を配置すべき、と考えるパターンもあるので、埼玉・千葉の前受け校の結果を考えて「豊島岡第1回は申し込むが第2回は安全校を受験するから申し込まない」というパターンになると認識しています。なので、豊島岡第2回は出願期限の2月2日の12:00まで確定しないことになりますが、2月1-2日に出願するのはシステムトラブルで危なすぎるので1月31日までに終わらせるのが普通かと考えます。
2022年1月28日現在で、豊島岡第3回の出願は309名。この数字の読み方ですが、「豊島岡が第一志望だから迷いを断ち切り覚悟を決めるために第3回目まであらかじめ出願する」(or お布施)受験生だと理解しています。つまり、女子校の最難関レベルの動向を把握するには、豊島岡第3回の出願数の伸びを日々計測していれば、多くのことが読み取れるのだろうと考えます。
実際には「桜蔭と豊島岡」以外の志望校との組み合わせもありますので、以下は正確ではありませんが、ざっくりこんな価値観で受験者が行動していると理解しています。豊島岡は、「医学部医学科合格者ランキングでは桜蔭の158人(同2位)を大きく引き離し豊島岡が195人で全国1位に。国公立大学の医学部医学科合格者ランキングでも豊島岡は54人(同5位)で桜蔭の53人(同8位)とほぼ肩を並べている。」(ソース:2021年12月19日「【二月の勝者】桜蔭合格の前田花恋が豊島岡を選ぶ可能性 女子御三家は“女子四天王”の時代へ」」ので、第一志望として考える受験生が増加するのは自然な流れかと考えます。
(1)2022年
2022年1月28日現在での、出願者数→受験者数→合格者数
①1回(160名):1,076→
②2回(040名):833→
③3回(040名):309(=大事な数字です。豊島岡>桜蔭、且つ、豊島岡へのお布施でも気にしないくらい第一志望の人数)→
(2)2021年
①1回(160名):1,109→1,006→410
②2回(040名):931→514(=豊島岡>桜蔭、且つ、豊島岡第1回が不合格だった人数)→71
③3回(040名):779→558(=豊島岡第1回と2回が不合格、且つ、豊島岡が第一志望の人数)→75
(3)2020年
①1回(160名):1,096→986→402
②2回(040名):993→529→73
③3回(040名):790→552→67
=quote=
=unquote=
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KII/上位5%【2021年11月19日から】
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