2022年中学受験本番:「桜蔭受験の結果報告」と「今後のブログ方針」について
2022年2月13日(日)。
オミクロン株問題で対応が遅れましたが、サピックスの先生方への御礼、そして娘の祖父母への御礼が無事に完了しました。
過去6年間、ブログを通じて様々な方と出会い、また御支援を頂き(特に低学年時代には本当にお世話になりました)、無事に受験を終了することができました。区切りをつけるために、今回は結果報告となります。
桜蔭受験の結果は、以下の通りです。時系列でデータと共に記録しておきます。
①サピックスの直近5回分の平均偏差値
②志望校判定推移
③学校別サピックスオープン
④受験直前2022年1月のサピックスクラス
中規模校において、平常授業ではα1、SS桜蔭コースでは2位でフィニッシュ。
⑤桜蔭本番
不合格。
⑥鉄緑会
2月5日(土)に受験した中1鉄緑会レギュラーコース選抜試験に合格。
(注:鉄緑会レギュラーコースは、上位からA、B、Cの3クラス。各18名。つまり、娘の中学受験終了時点での「(鉄緑会基準での)中学受験学力」は、上位36名/鉄緑会1年生約1,000名のうちレギュラー希望者。)
・・・今回の結果については、僕の中では意見が割れております。
戦記君としての僕:「謎の結果。。」
父親としての僕:「正直ホッとした。。」
昨年2021年7月に、中学受験界に2つの大きなニュースがありました。
以後、僕は「娘が志望しているどちらの学校も素晴らしいが、本当の意味で娘にとってどちらがbetterなのか?楽しい6年間を過ごせるのか?」悩み続けてきました。top of topの道を歩むということは、それだけ大きな期待とプレッシャーを背負うことになります。全力を尽くした娘には申し訳ないが、迷える僕の甘さに対して受験の神様は判断を下したのかもしれません。駄目な父親で申し訳ない。
娘が学力的に絶望状態にあった小1のサピックス最下位クラス(=Aクラス)から開始して、ここまでこれたのは、2016年6月に立てた仮説設定があったからです。中学受験を通じて様々な能力を獲得できますが、特に桜蔭を目指すプロセスにおいて「緻密な論理展開力と、確固たる記述力」を獲得できたことに心より感謝しております。top of topに挑戦するからこそ得られることもあります。失敗を恐れて挑戦しないことの方が、機会損失です。そして、努力をコツコツと積み重ねてきたからこそ、結果としての良いご縁を頂くことができました。
尚、ブログは継続しますが、娘のオフィシャルな場である小学校生活のことを具体的に記述してこなかったのと同様に、中学校・高校生活についても具体的に記述することはしません。このブログのコンセプトは「教育投資と資産運用」ですので、僕の視点で見た教育投資としての家庭学習やそのアウトソース先としての塾に関する分析、そして娘による金融教育(資産運用)などが主なテーマになると考えます。
改めて、6年間の駄文を読んで下さったブログ読者の方に、心より御礼申し上げます。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語KII、数学K、国語J
②英単語:パス単2級を初回暗記中
ディスカッション
コメント一覧
戦記さま
お嬢様の受験、大変お疲れ様でした。
小1と3歳の子どもを持つ母親です。
4,5年程、愛読させていただき、陰ながら応援していました。
桜蔭の結果、とても驚きました。
しかし、お嬢様にとって最良の道なんだと思います。
悔しい気持ちもあるでしょうから、それが次につながっていくことでしょう。
戦略を立てて、コツコツ実行することの素晴らしさ、成果を実感させていただいております。
これからもブログを楽しみにしております。
毎日拝見しておりましたので、コメントを送らせていただきました。
お嬢様にとって素晴らしい6年間となりますように祈念しております。
ありがとうございます!桜蔭は謎の結果になりましたが、鉄緑会レギュラーコース合格とのことなので、実力はついていたものと思われます。娘の進学先はコツコツ派にはfitしますので、楽しみな6年間になることを祈ります。
まずは6年間の戦い、本当にお疲れ様でした。
市中では賛否や妬みの声多くあれど、私はとても参考にさせて頂き、またお嬢様の自己管理力と意識の高さに感服していました。それだけに今回の報に接し驚き、会った事もない12歳の女の子を思い涙が溢れました。お嬢様の実力がシンプルに反映された結果とは思えず本当に悔しい。リ・スタートとなるここからの6年間、宜しければお嬢様の奮闘をブログを通じて応援させて下さい。戦記様のブログのうち、同じくサピ生(但し中段クラス)の息子にとって、「朝の筋トレ」基礎トレのお嬢様の解答が、まるで参考書の解答解説のようで非常に参考になったようです。
また、金融関連事業の経営者である私にとって、「労働資本の切り売りをしない」は常々家族に啓蒙しておりとても共感致しました。
今後もブログを楽しみに、そして我が家でも取り入れたく、宜しくお願い申し上げます。
コメントありがとうございます!
謎の結果ではありますが、それも含めてご縁だと考えています。娘が選んだ進学先と娘はfitを感じますので、楽しい6年間になればと考えています。
そうなんですよね、「優秀な給与所得者(=労働資本の切売り)」を目指すのは短期的には大事なのですが、娘にはもうちょっと幅広い選択肢で世の中を見てもらいたいと考えています。
受験お疲れ様でした。また合格おめでとうございます。
実は違う場所で戦記さんの結果を知りました。
その際に第一志望が残念だっただけで、失敗のような捉え方をすることにびっくりしました。
私からするとα1にずっといらっしゃったことが素晴らしい成果ですし、合格先はわかりませんが鉄緑会に入れるだけでレベルが高いと思いました。本当に失敗ではなく、子育ての成功だと思っています。
一方で応援していたためショックも受けました。ブログからもお嬢様は頭が良いなと思っておりました。
この結果の原因はやはり天才がたくさんいたのでしょうか?私はお嬢様を存じ上げないので、分析もできずずっとモヤモヤしているのが正直な感想です。
もし良ければ結果の分析を未来の受験生のために共有頂けますでしょうか?
コメントありがとうございます。
「桜蔭は謎」でした、というのが結論になるかと思います!
とはいえ現実的な進学先として2校を志望しておりましたので、迷わずに済んでホッとしています。中学受験の世界にどっぷりと浸っていると「top of topに合格しないと失敗だ!」みたいな考え方になりがちですが、中学受験合格から5か月後の中1の1学期期末テストでは、その中で深海魚が発生します。もちろん、そんな未来を描いて中学受験をするご家庭はいないのですが、現実には発生します。その場合、学校から逃げることはできません。ですので、かなりの覚悟が無いと踏み込むには危うい世界であり、僕にはその覚悟が無かったと反省しております。
娘が窒息するシミュレーションをしてみましたが、幸せとはほど遠い世界観でしたので。
お嬢様が大変優秀であることはこれまでの成績から明白で当日の出来不出来のばらつきを考慮しても入試結果とは相反する印象です。原因として、学校側がこのブログにより入試対策、情報や入学後に学校の情報、在校する一生徒の個人情報が公開され続けることw嫌ったとは考えられませんか?
コメントありがとうございます。そのあたりも含めて、学校の「個性」が出ると僕は考えていますw。僕は閉鎖的な環境は嫌いなので、これも含めてご縁だと考えています。娘には生き生きとした6年間を過ごして貰いたいので。