新中1/記事レビュー:Yahoo「なぜ日本の医師の数は「西高東低」なのか 都道府県別で人口比最多は徳島、最少は埼玉」
2022年3月5日(土)。
・2022年3月5日:Yahoo「なぜ日本の医師の数は「西高東低」なのか 都道府県別で人口比最多は徳島、最少は埼玉」
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一方、西日本は国公立大医学部が充実している。東京大学や医学部を目指す生徒が通う進学塾「鉄緑会」の冨田賢太郎会長は「関西の進学校の医学部志向が強いのは、首都圏と比較して京阪神圏に国公立大医学部が多いからだ」と語る。確かに京都大学、大阪大学、神戸大学、大阪市立大学、京都府立医科大学、奈良県立医科大学のほか、少し足を伸ばせば滋賀医科大学、和歌山県立医科大と8校の国公立大医学部がある。「いずれも大阪市内から通学が可能。関西人は金銭感覚がシビアなため、費用対効果を考えると、勉強ができる子は医師になるのが一番と考える人は少なくない」(大阪府立天王寺高校出身の医師)。
国公立大医学部に進学する高校も西高東低が顕著だ。教育情報サービスの大学通信(東京・千代田)によると、21年までの5年間平均の国公立大医学部医学科の高校別合格者ランキングは1位が東海高校(愛知県)、2位は灘高校(兵庫県)、3位は洛南高校(京都府)。東海は灘などに比べ全国的な知名度が高いわけではないが、名古屋市ではトップの中高一貫の私立進学校。名古屋大学医学部や名古屋市立大学医学部など中京地区の医学部では「東海閥」があるほどで、昔から医師の養成学校として知られている。
医学部ブームが続く中、国公立大医学部の平均偏差値は東大の理科1類・2類とほぼ同水準まで上昇した。東大の高校別合格者ランキング(21年までの5年間平均、大学通信調べ)では1位の開成高校(東京都)などベスト10のうち、灘を除く9校が首都圏の進学校だ。東大はローカル化する一方で、西日本の進学校を中心に「東大より医学部」という志向がより強まっているわけだ。
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6年後の、2022年+6年=2028年はどういう市場になっているのか、楽しみです。現実的に考えると、首都圏中学受験の後は約1,000名が鉄緑会の門を叩きますので、「いかに這い上がるかの競争」ではなくて、「いかに脱落しないかの競争」である面が強いと思います。
東大を目指している層は、中学受験終了直後から努力を開始していることは、ほぼ間違いありません。また、現実的には中学受験に全力投資せずに英語と数学に投資をしてきた層もたくさんいるでしょう。憧れの志望校に合格して、入学してみたら、いきなり深海魚になって高校に上がれなかった、という悲劇は避けられても、「ずっと下位25%だった」という6年間は辛いと思います。
そういう意味においては、中高一貫校の中学受験をするということの意味を、視野を広くして考えておかないといけないと思います。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語KII、数学K、国語J
②英単語:パス単準1級を初回暗記中
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