新中1/記事レビュー:Yahoo「「中学受験」偏差値至上主義に追い立てられる子どもをどう守る」
2022年3月10日(木)。
・2022年3月10日:Yahoo「「中学受験」偏差値至上主義に追い立てられる子どもをどう守る」
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これまでの中学受験では、偏差値や大学進学実績をもとに志望校を選ぶ家庭が一般的でした。
これは「何のために受験するのか」「なぜ勉強するのか」「なぜこんなにお金をかけるのか」のゴールを、「小学6年生の2月」という手前に置きすぎていたと言い換えてもいいでしょう。
しかし、子育て、そして人生はマラソンです。中学合格をゴールにするのではなく、もっとその先の中学高校生活、大学進学、職業なども意識するべきではないでしょうか。そうすることで、目の前の勉強はポジティブなものになるし、どこに進学してもさらにがんばれるのです。
多くの保護者は、わかっているはずです。ただ、そのことを子どもに伝えきれていないのではないでしょうか。そして、知らず知らずのうちに「少しでも偏差値の高い学校がいいと保護者は思っている」と子どもたちに思わせてしまっているのです。
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読んでいて、違和感満載です。中学受験業界は、専門家の意見を聞いていると危ないなあ、と思います。
違和感の源泉は以下の通りです。
①基本的に、「少しでも偏差値が高い中学校を目指す」スタンスそのものは、僕としては正解だと思います。なぜならば、それは「学力の絶対値を引き上げていく努力」になるからです。偏差値を上げる努力をしない、そんなことを言うようならば、中学受験なんてマイナー競技に参戦しない方が良いと思います。
②「少しでも偏差値が高い中学校を目指す」努力をしたが、結果的に志望校に不合格になったとしても、良い挫折経験になります。挑戦するからこそ失敗もあるわけであり、失敗が無い人生ほど空しいものはないかな、と思いますね。人生、成功体験から学べることなんて、実はあまりないと思います。というか、そもそも資本主義社会における"成功体験"なんて、協議の意味では、創業メンバーとして生株に絡みIPOで100億円以上の資産を形成することくらいではなかろうか。個人個人が成功体験だと考えていることの大半は大したことない。そうであるならば、むしろ挫折経験から学べることの方が遥かに多いと僕は考えます。だから、このブログを2016年6月に開始したのではありますが。問題があるとすると、「第一志望に不合格だったら負け組」という価値観でしょうか。不合格は負けなのではありますが、中学受験は折り返し地点(=正確には学部歴競争の折り返し地点は2月受験終了後の鉄緑会レギュラーコース選抜テストであり、これを事前に認識していなかった僕は情報弱者確定)で課題認識できたことになるので、この負け戦を肥しにできるかどうかが大事だと思います。
③中学受験のその先のことを考えるならば、英語と数学やった方が早いじゃんw。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語KII、数学K、国語J
②英単語:パス単準1級を初回暗記中
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