新中1/記事レビュー:Yahoo「「最上位クラス」以外は詰め込み型に陥る…中学受験が”暗記だらけ”になってしまった残念な理由」

2022年03月(新中1)

2022年3月19日(土)。

 

・2022年3月19日:Yahoo「「最上位クラス」以外は詰め込み型に陥る…中学受験が"暗記だらけ"になってしまった残念な理由」

 

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■「最上位クラス」以外は詰め込み型の勉強になってしまう

 

だが、最上位クラスに限っては、非常に良い授業が行われている。優秀層が集まるクラスは、すでにある程度の知識が備わっている。そのため、6年生の夏以降は、塾のテキストはほとんど使わず、難関校の過去問や類似問題を解かせ、試行錯誤する力を身につけることに力を入れる。いろいろな問題を使って、思考力を鍛えているのだ。しかし、それができるのは、塾全体からすればごく一部の最上位クラスだけ。上中位クラスでは、知識を詰め込ませてなんとか合格させる授業になってしまう。

 

それが、冒頭の質問にもあった「小学生の子供に丸暗記・大量学習させる中学受験」を指す。下位クラスにおいては、一応塾のカリキュラムに添って指導はするけれど、理解できているかどうかまでは確認せず、ほぼ放ったらかし状態だ。また、大手進学塾でも塾によっては、最上位クラスでも思考型の問題をパターンで叩き込ませるところもある。そういうやり方で勉強をしてきた子は、中学受験では志望校に合格できるかもしれないが、思考力は伸びていかない。

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相変わらず、面白い自説を展開されていますね。プロ家庭教師業界の闇と質が垣間見えます。

 

矛盾が多いですよね。「思考型の問題をパターンで」とか。え?それはそもそも「思考型」なのではないように思うし、全ての解法はパターン化される運命にもあると思いますので。

 

娘は小6の12か月間の95%をサピックスα1で過ごし、5%くらいをサピックスα2も経験しましたが、両者に大きな違いはなかったが(笑)。

 

サピックスなり大手塾の最上位クラスはマイノリティの世界です。このマイノリティは凄いと持ち上げて、マジョリティの世界の大手塾は詰込み型だから、、、だから、どうするのでしょうか。プロ家庭教師を雇いなさい、ということなのでしょうか。

 

中学受験業界は、業界関係者のポジショントークが多すぎるように思います。

 

小学校受験は特殊なニッチの世界なので、ここは塾任せに近い世界になると思います。高校受験と大学受験は教育サービスの受益者である子供本人も成熟しているし、正しいサービスを選択したり評価できる素地があります。

 

しかし、中学受験は「受益者である小学生は判断できない」し「教育投資をする側の親も不慣れ」(=親世代の常識は通用しない)です。この隙間に忍び込むような印象を受けます。大手塾への不安感を煽れれば煽るほど、売上が伸びる構造です。

 

最も不思議なのは、「偏差値帯別に課題は異なるから、家庭教師に求められるスキルも変わってくる」という当然のことを語るプロ家庭教師をあまり見かけないことです。

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:

①公文:英語KII、数学K、国語J

②英単語:パス単準1級を初回暗記中

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Posted by senki