新中1/記事レビュー:Yahoo「開成のすご過ぎる“早慶蹴り” 東大合格者数全国1位、進学実績から見えた傾向とは?」
2022年3月26日(土)。
・2022年3月25日:Yahoo「開成のすご過ぎる“早慶蹴り” 東大合格者数全国1位、進学実績から見えた傾向とは?」
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開成の場合、今年の卒業生数は405人で東大現役合格率は約34%。残りの3分の2近くは他大学に進学したり卒業後に浪人して東大に再チャレンジしたりする。
(中略)
一方、一橋、東工大級の超難関大学である早慶はどうなっていただろうか。早稲田の看板である政経学部合格者は現役15人、OB20人の計35人。ところが進学者数はそれぞれ3人と2人で5人しか入学していない。同じく法学部は42人(現役とOBの合計)のうち3人。先進理工学部は34人中、6人だった。社会科学は計12人、人間科学は計5人、文化構想は計8人、国際教養は計3人が合格したが、実際の進学者はゼロだった。早稲田全体の合格者数は213人で進学者数は29人。進学率はわずか13.6%という結果だった。
続いて慶応を見ると、経済学部には現役24人、OB20人計44人が合格しているが、進学者はそれぞれ5人と5人で計10人に過ぎなかった。法学部は計11人中、4人。理工学部は計69人中、14人。東大理科三類に近い難易度の医学部は現役19人、OB2人の計21人が合格したが、進学者数は現役3人、OBはゼロだった。慶応全体の合格者数は173人で進学者数は36人、進学率は20.8%だった。開成高生はすべり止めとして早慶を受験しながらも大多数が合格を手にしても蹴ってしまうという現状が浮かび上がる。法政、青山学院、日大、駒沢、明治学院の合格者もごくわずかながらいたが、いずれも進学者はゼロだった。
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開成はデータを積極的に公開しているので参考になりますね。東大現役進学率が約30%、早慶に合格しても進学するのは15-20%、と記憶しておきます。医学部や海外大学を考慮しても、開成でも満足行く大学受験結果を出すのが50%だと思います。残り50%は、ブランドという看板を背負っているので結構きつい。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語KII、数学K、国語J
②英単語:パス単準1級を初回暗記中
ディスカッション
コメント一覧
一橋と東工大が早慶と同じと書くとまた、要らぬ論争を産みそうなニュースですね笑
何を持って満足する大学受験と捉えるかは難しいと思います。進学者の中には満足はしていないけど浪人による1年間をロスと捉えて妥協していく人たちもいると思いますし。
また、自分のレベルと相談して本当は行きたかった学校の受験自体を諦めた人もいると思いますし。
戦記さんのおっしゃるブランドによるバイアスというのはなかなか捉えどころが難しいですね。もしもう少し掘り下げて感覚を共有いただけると助かります。
個人的には御三家と実際の進学実績(≒優秀な生徒が集まっている確率、優秀な先生ではなく)はトップはともかく、それ以外は乖離しているので、ほぼ意味をなさないのではという気がしています。。。
東大のプレゼンスが低下していく中(研究分野では特に)で、海外大に特化している広尾、戦記さんも見学をされていたIWC、そもそも大学という選択肢自体、多様化していく中でどう選び取るのかは悩ましいですね。
IWC→UWCでしたね。時計会社になってしまった。