スタディコーチ:中高一貫校のリアル 第1回 筑駒 vs. 開成(無事に終了)
2022年4月23日(土)。
予定通り、本日21:00-22:00に企画を実施しました。筑駒→東大が1名、開成→東大が3名、灘→東大が1名(司会者)。
・2022年4月20日:スタディコーチ:中高一貫校のリアル 第1回 参加者募集( 筑駒 vs. 開成(司会は灘) / 4月23日(土)21:00-)
zoomアカウントで、80名近く参加されていたように思います。その裏には、お子さんや保護者がいらっしゃるので、100-150名が参加されていたのかな、と推測します。
以下は僕によるzoomチャットでの簡易メモの一部です。
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僕の学びは以下の通り。
①小5の学校見学で、開成なり筑駒を見て、志望校として考えるようになったパターンが目立つ。小5が鍵の模様。
②開成も筑駒も、自由系な学校。学校が勉強を強制しない。だから、中だるみも激しい。勉強やる人は、鉄緑会。自由系の学校は、自分でスケジュール組める人は良いが、組めない人は塾必要。早めに鉄緑会に入り、コツコツやる人は大学受験でも成功している。
③中学受験算数について。「自分の頭で考えておかないと、試験の際に解けない」。算数は、一問に対してじっくり考えて取り組んでいく。算数はいろいろな問題にふれることで、センスも磨かれる。はたから見てセンスと思われることも、数年かけて磨かれたもの。
④サピックスでの親のサポートで助かったのは、プリント整理。
⑤小学校のときに英語できなくても、問題無かった。
⑥開成は高3の運動会終わったくらいから本気を出す。(戦記コメント:つまり、それまでの鉄緑会での立ち位置は、あまり参考にならないかもしれませんね。開成は1年で東大しあげてくる猛者もいる。女子はコンスタントに戦う系かもしれない。)
⑦開成も筑駒も、授業レベルは高いが、本質を掘り下げるもの。大学受験にフォーカスするには、やはり鉄緑会などの塾は必ようかも。開成も筑駒も、授業中に鉄緑会の内職をする人は多い。開成も筑駒も、授業崩壊もちらほら発生している。ゲームしたり、話したり、教室抜け出して行方不明になったり。しかし、皆、やるときはやる。
⑧深海魚について。開成は40-50名のクラスで、その中に2-3名は深海魚はいた。この人たちは、もはや東大に拘っていない。ふつうに受かるところに行くかんじだが、それでも良い結果は出す。筑駒も120名に中、10数名は勉強を全くしていなかった。しかし、一浪で東大とか、SFCなど。「ぬめっ」と進学する。開成でも、深海魚だったものが、東大に合格最低点+3点で合格とかいる。「ぬめっ」と進学するのがポイント。
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■この番組はS&P500のスポンサー提供でお送りしました。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語LI、数学K、国語J
②英単語:パス単準1級までを熟成中
ディスカッション
コメント一覧
こんなイベント開催されたのですね。見つけるのが一日早ければ。。。
記事、参考になりました。息子が筑駒で今年入学ですが、授業は楽しいようです、クラスの子達の頭の回転の速さに驚いています(大手塾に行かなかったので、トップレベルに触れたのが初体験で嬉しい様子)。みんな優秀だけど、驚くくらい優秀な子がクラスに5人くらいいると言ってますが、塾に早くから行かなくてもなんとかしてしまえる子が多いのも、こういう環境で日々過ごし、地頭を鍛えられること、そこが進学校の魅力なのかなと感じています(塾に行く気がない我が家の希望的観測)。
コメントありがとうございます。開成と筑駒を「対比」させることで、いろいろと見えてきたので面白いイベントになりました。