中1/鉄緑会:「中1保護者会」の備忘録(2022年6月5日(日))

2022年06月(中1)


2022年6月5日(日)。

 

鉄緑会ライフでの初の保護者会がありました。会場に流れるクラシックといい、講師陣のスーツ姿といい、落ち着いた品のある演出でした。

 

鉄緑会は、中高一貫校での授業が大事であることを強調していました。最近は中高一貫校の先生方もこのブログを読んでいるので、鉄緑会のスタンスについての参考になればと思います。授業中の鉄緑会内職なんて、とんでもない行為だと思います。

 

娘向けに備忘録を作成してみましたが、、、鉄緑会のコアな部分は備忘録から外し(秘密♪)、現在の小1-6年生の鉄緑会理解につながる部分のみ備忘録として残します。

 

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1.日時:2022年6月5日(日)10:00-12:00

 

2.場所:ベルサール高田馬場

 

3.出席者:保護者は縦15席、横36席に座る。つまり540名が出席(※1,000名在籍するので、出席率50%)。ざっくり、母親60%、父親40%。

 

4.結論:全体的に説明が濃く、有意義な2時間だった。数学と英語が中学3年間の主戦場。国語、理科、社会は学校が大事。

 

5.詳細:

 

(1)K代表から(10:00-)

 

鉄緑会に通う意義と心構えについて。コロナ前は個人面談をしていたが、コロナ後はできなくなった。今後、この動画配信もするが、今回のように時と場所を共有することにより熱も伝わる。

 

中間テストの時期に欠席した人が、例年よりも多い。意義と心構えを説明したい。まず、意義として、6年制の中高一貫校からの東大現役合格について。一流校でも卒業生の2-3割に留まります。東大合格には膨大な勉強量が必要となります。中学の時期を無自覚に過ごす人が多いが、高校で後悔する。一流校でもカリキュラムは不十分です。6年間を計画的に過ごす必要がある。

 

東大受験は全国での戦い。合格者の下位50%は次の試験では入れ替わる。よって、上位50%にいれば確実に合格できる。合格者上位50%の実力をつければよい。大前提となるのが、一部の塾は放課後のお遊びサロンになっている。鉄緑会は真剣に勉強をする場所である。これが大前提。

 

鉄緑会の指導方針。①最適化された6年間カリキュラム。②学習内容の確実な習得。宿題やテストといった強制的な反復力。③生徒自身の学習習慣の確立。中1の指導では、学習する習慣や基本的な勉強の仕方を特に重視している。以上をまとめると、鉄緑会の勉強こそ受験勉強の柱となる。

 

鉄緑会と学校の役割分担について。学年があがるほど、鉄緑会に通う比率が増える。学校での成績上位層も、塾に通っているのが現実。鉄緑会で通うことで、学校の負担は減ります。鉄緑会で学んだことを、学校で復習、確認をすることになる。鉄緑会と学校の進度差が広がると、更に学校生活が楽しくなる。

 

定期テストで休む人が少し増えた。しかし、これは宜しくない。その1回だけで済まなくなる。抜けた回の密度が濃い。その1回は重大な抜けになる。学校の1週間分よりも重みがありうる、ということを忘れないで欲しい。1回の欠席は後々に影響します。学校の勉強は細かいことまで勉強することになるが、そのままでは、大学受験では結果は出ない。定期テストの勉強を完璧にやろうとすると、時間を要する。例えば80点を取るのと、100点にするのは、120-150%の労力が必要となる。完璧にやろうとすると、鉄緑会に時間を割けなくなる。この時間配分の優先順位を考えて欲しい。

 

学校の勉強をいい加減にしろ、ということではない。学校の授業を毎回聞いてその場で解決し、2週間前から準備すれば対応できるはずである。学校と鉄緑会で学ぶことの方向性が違うので、今回の中間テストでは迷った人も多いはずである。鉄緑会を進めることで、学校の定期テスト対策はほぼ不要となる。

 

ある学校の生徒だが、学校の勉強は適当にすべきである、と勘違いした生徒がいた。学校の授業中に、鉄緑会の内職を堂々とやった。しかも、その生徒さんは、学校の勉強は適当にやれば良い、と先生に言って怒らせた。これが学校を怒らせてしまった。学校の勉強と塾の勉強との兼ね合いは、どの学校でもナーバスな問題である。学校の勉強も普段から良く聞いて、授業をおろそかにしないようにして下さい。しかし、学校の定期テストで100点に拘り時間配分を間違えるのも問題である。

 

家庭学習のポイントについて。毎日の生活を律することが大事である。集中力をもって取り組むことが大切である。鉄緑会の宿題に時間がかかる、というのは集中力の問題。机に向かう時間よりも、質を重視して欲しい。切り替えも大切である。集中力を保つように。

 

思考力、記憶力、集中力。この3つが東大合格に求められる。私が考える集中力を高めるヒントを紹介したい。まず、取り組むことを1つに絞る。それが終わってから次に移る。マルチタスクは質が落ちる。次に、すべき作業を細かく区切る。やることリスト、To Doリスト。最後に、翌日のスケジュールを立てて今日を終える。これらを参考にしてほしい。

 

1週間の学習サイクルの確立。1日にまとめず、毎日少しずつ、が良い。

 

長期休暇の使い方。①まずは通常授業にしっかりと取り組む。②講習は予習、復習重視で。③解き直し中心。④抜け落ちを補う。校内模試を目標にして欲しい。

 

鉄緑会での学習スケジュールが確立できず、部活が本格化するのが怖い、という方も多いかと思う。中1の1学期はかなり苦しいので、今のまま鉄緑会を継続することが難しいのではないか、と思うかもしれない。しかし、この苦しさが6年間続くことはない。困ったら電話で相談してほしい。課題の優先順位についてアドバイスできると思う。

 

最後に鉄緑会の合格実績について。「東大452名。国公立医学部322名。慶応医学部88名。」、である。中1当時、居残りしていた人も、合格している。この高い実績は、鉄緑会の指導の有効性の証左に他ならない

 

(2)英語について、K先生 / 10:30-

 

5月病にもかからず、元気に鉄緑会に通塾してもらっている。

 

30年前について。保護者が大学受験をしたころの話。1992年(平成4年)に戻りましょう。バブル崩壊と不況の深刻化。暗いニュースばかり。毛利さんがスペースシャトルに。この年の東大入試。1988年に開始したセンター試験が開始され、4年。
東大が2次試験でリスニングを導入して数年。1992年と2022年の東大英語を比較する。英単語は、2,060→4,000語。処理スピードが求められる。そして4技能。多様なジャンルの英文。普段、どれだけ読んでいるかを問われる。ブログも素材。リスニングは30分、配点の25%。様々な条件設定つき自由英作文。これはスピーキングに近い。英語の能力を測るが、会話の試験の代用である。東大では2000年前後からこのスタイルに移行している。

 

昔と今で、変わらない要素について。正確な構文分析。学んだ正確な構文能力は、今も問われている。一文単位で正確につかむことが大事。細部から全体を把握する、あるいは無茶な設定をして分かりやすく相手に伝えられるか、など。それらをカリキュラムに落とし込んでいる。4技能のバランス重視について、中1-3は重要視している。音声をスタート地点にして、口に出して、文字にして、理論。音声→文字→理論。これを強調している。しかし、これだけではアカデミックな文章には対応できない。英文法、長文読解、英作文、構文解釈、要約、答案指導、豊富な音源、語彙力の強化。

 

中1英語のカリキュラムについて。毎回の授業を、時系列で説明します。18:10。skit。まずは原稿をみないで、考え抜いてもらう。そのあとにクイズ。すぐに口頭練習。実際に声を出す。まずは体で覚えて頂く。18:40。Oral Practice。ゲーム感覚で英文を口頭に。全員で復唱して定着。19:00。解説。発音練習。19:35。重要例文を扱う。聞く→話す→書く。ネイティブと同じ音を。これが家庭学習の中核になる。家庭学習で正確な音を発音していたら、褒めてあげて欲しい。毎週10例文を確実に貯金してほしい。18:20。授業終了。必要に応じて居残りへ。

 

自宅学習について。最低週3日に分けてやって欲しい。10回声に出し、3回書く。これは上限ではなくて、下限です。

 

1週間後。17:20。授業開始。口頭試問。言えないと、繰り返される。全員で10分少々。17:55。復習テスト。18:10。Skit。

 

鉄緑会の英語でやっていることは、極めて普通の内容である。しかし、志の高い生徒が、高い密度でやることに、鉄緑会の強みがある。鉄緑会の平均レベルで、高3になった時点で理1合格ラインに届いている。必ず手と口を動かして体で覚えること。ネイティブ音声の真似をしてください。上達の最短ルートです。スペルは「飽和」するまで書いて練習をしてください。飽和というのは、繰り返すうちに、スペルと発音が頭の中で一致する。これは1年後には通過することなる。

 

丸暗記でなく頭を使って習得する。脳内で一致させる必要がある。お経のように読んでも意味がない。間違えた問題は、間違えた理由を説明できるようにすること。例えば、「自動詞の後には名詞は続かない」というのが正しい反省。

 

担当講師を紹介します。

 

(戦記コメント:25名がずらりと並ぶ。全員スーツ。この全員が学力的な最高エリートなのだろうが、学部は紹介されない。レギュラークラスから紹介。英語Aは、K先生が担当。)

 

(3)数学について、T先生(10:53-)

 

鉄緑会の6年間のカリキュラムについて。中1数学について。学習の心構え。まずは難関大学に出題される数学の特徴について。分野横断的な融合問題が多い。正確に辿り着くまでに複数の分野の知識が必要となる。初等幾何。計算は少ないが補助線の発想力。座標設定。計算で押し切れる。ベクトル。3次元に拡張しやすい。しかし、垂直以外には弱い。複素数平面。回転、相似に強い。

 

入試数学を勝ち抜くには。高校数学の一周の学習では不十分。早い段階で一周を終えて、高校で繰り返す。中1では中学数学。数学基礎講座。代数・幾何、数IAとIIB。効率的に学習できるように、順番の入れ替え、統合を行っている。枝葉末節は切り捨て、本質を扱う。高校は総合。高1は数学発展講座。高2は数学実践講座。高2終了までに合格水準。高3は毎週実践。入試数学講座。毎週、1回分の入試を解いているかんじ。理系数学は高1の2月に開講。

 

授業日のタイムスケジュールについて。17:20-20:20の3時間。授業はじめに復習テスト。復習テスト、計算テスト、3-4週間に1回の総復習テスト。新出事項の解説→例題の解説→練習問題。このサイクルを繰り返すことで、授業当日に定着させる。

 

復習テスト。授業冒頭に実施。この合格点を取ることが継続的学習の要。不合格の場合は翌週の追試となる。

 

計算テスト。第12週より実施予定。

 

総復習テスト。1つの章ごと。1か月に1回。学年全体で順位が出る。

 

宿題について。テキスト例題を再掲。中1発展はマストではない。

 

最後に学習の心構えについて。学校との両立を考えてほしい。中間テストを終えて、来月は期末テストである。最初の1学期は本当に大切である。しかし、英語と数学は鉄緑会が先行するので、学校が楽になる。論理的な答案作成を心掛けること。
疑問点を残さないこと。必ず質問をして、その週のうちに解消をすること。

 

以上が説明。さて、講師陣を紹介します。

 

(戦記コメント:30名。レギュラーAから順に紹介。レギュラーAは火曜日、レギュラーBは水曜日、レギュラーCは土曜日。)

 

(4)国語・理科・社会について(11:12-)

 

英語と数学は6年間の学習の中心となる科目。この2か月間の数十倍の学習が求められる。英数の学力不足は致命的である。
高2で英数がダメだと、高3での追い込みは不可能である。5教科の比重は同じではない。国語、理科、社会は学校で十分である。国語、理科、社会に取り組み過ぎると、英数への時間が無くなる。英数を10とすると、国語、理科、社会は3。中学段階では力を入れようがない。暗記中心の学習にならざるを得ない。古典における男女間の感情は、大人になってからでないと理解できない。

 

物理は数学との結びつきが強い。数学ができないと物理の本質は分からない。ma=Fから導きだされることが、微分積分ができないと暗記科目になってしまう。中1-高1は、英数に専念。高2は国語理科社会を開始。高3は演習で仕上げる。国語理科社会は時間をかけて一気に完成させる。理想的な学習バランスを実現している。

 

学校での国語理科社会の成績について。平均点より上は問題無い。一部が平均点よりやや下でも、問題無し。それ以外は要注意である。丁寧に学習することが大事である。今回の中間テストでの経験にて、的確な定期試験対策をできることになる。学校での国語、理科、社会を軽視しないで欲しい。国公立での医学部の場合、学校で学んだことが重要となる。全般的に、各教科で取り上げられる話題に興味を持つこと。自分で前向きに調べることが大事である。

 

国語について。漢字と語彙の学習はしっかりやること。事実上、中学高校がラストチャンス。古典文法については、つい油断し勝ち。新しい言語を学ぶ感覚で取り組むこと。

 

理科について。実験やレポートは軽視されがちだが、学校でしか経験できない貴重なもの。実験は大半がうまくいかない。そのとき、どこがまずかったのかを考えることが論理的思考能力につながる。クッキングスクールに行って、友達と話をして帰るのは意味が無いのと同じ。実験は班長みたいなポジションが学ぶ機会が多い。単なる作業員になるな(答えを貰う側になるな)。

 

社会について。世界の地域、国々を知る。これら常識がないと、高3で伸び辛い。細かい暗記よりも、歴史の大きな流れを把握してほしい。国語、理科、社会アドバイスは子供にも読ませてほしい。

 

読書のススメ。読書の効用は言わずもがな。東大の採点官も、語彙力不足について指摘している。現代っ子は本を読まない。
対策としては、家庭で本を読む環境作り。私の場合は、10歳で出会ったブラックホールのブルーバックスがきっかけだった。本以外のメディア、デバイスの活用。元素記号とか。

 

国語、理科、社会のまとめ。中学段階では、学校の勉強を丁寧にしてほしい。本格的な学習は高校に入ってから。

 

 

(5)教務から連絡(11:35-)

 

最後に事務連絡。クラス変更について。月単位で変更可能。毎月15日が締め切り。中1は4-6月は随時変更可能。クラブ活動があるから。7月からは月単位での変更となる。

 

年間行事について。3か月に一度、ご家庭向け報告書が出る。これが7月。鉄緑会は3か月に一度、休校期間がある。校内模試も同様。ダブル授業で期末テストを乗り越えられる。中間テストにはダブル授業はない。内部講習はこれまでのまとめと発展。鉄緑会は毎週一回の授業で良いが、内部講習は総復習。希望者は早めに。

新規受講者講習について。新入会や科目追加の方。長期休暇を利用して行われる。

 

第1回校内模試は、英語と数学は8月23日(火)に同時開催。半年間の成果。校内模試は8月と2月。レギュラーコースとオープンの移動。レギュラーコース内部での移動。中1のレギュラーコースは、今は暫定的なものである。8月は多目のクラス変更者が出る。総合順位が基準。必ず2科目受験すること。校内模試に向けて頑張ることが、夏の目標となると思う

 

ベネッセ鉄緑会個別指導センターは、講師陣は鉄緑会卒業生の中でも特に成績上位者が講師。

 

以上

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鉄緑会の保護者会の後は、久しぶりの「アリババ」にてグルメ尽くし。

 

 

 

 

 

もちろん、カフェGOTOのケーキは欠かせますまい。

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:

①公文:英語LI、数学L、国語K

②英単語:パス単準1級までを熟成中

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Posted by senki