中1/読書:『アンネの日記』と『思い出のアンネ・フランク』(僕のレビュー)
2022年7月3日(日)。
きっかけは、Googleのこちら。
・2022年6月25日:グーグルのDoodle「アンネ・フランクの短い生涯」生誕から93年・日記出版から75年
僕も『アンネの日記』は中学生時代に読んだことがあるはずですが、再読しました。結論として、①現在は「完全版」が読める、②アンネと同世代となった娘の父親として読める、③アンネ一家を支援したミープ・ヒースの視点から読める、ことから良いきっかけになりました。
①『アンネの日記 完全版』(アンネ・フランク/文春文庫)
②『思い出のアンネ・フランク』(ミープ・ヒース/文春文庫)
上記①を読んだ後に、②を読むと、第二次世界大戦当時のオランダで何が起きていたか、立体的に理解できると思います。
マルゴー(アンネの姉)とアンネが「帰ってこない」ことを知らせる手紙を受け取ったオットー・フランク(父)に対して、ミープ・ヒースが命がけで保存していたアンネの日記を渡すシーンは、同世代の子供を持つ親は涙なしには読めないと思います。
=quote=
『アンネの日記 完全版』(アンネ・フランク/文春文庫)
1944年5月11日、木曜日
(中略)
さて、ここで別の話題。あなたもとうからご存じのとおり、わたしの最大の望みは、将来ジャーナリストになり、やがては著名な作家になることです。いま書いたような山ほどの勉強が、はたしてこの野心(狂気?)を実現するのに役立つかどうか、それはまだわかりませんけど、いろんなテーマがわたしの頭のなかにひしめいていることは事実です。いずれにせよ、戦争が終わったら、とりあえず『隠れ家』という題の本を書きたいとは思っています。うまく書けるかどうかはわかりませんが、この日記がそのための大きな助けにはなってくれるでしょう。
=unquote=
アンネの望みが実現したことが、唯一の救いです。
娘にも読んでもらいたい。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語LI、数学L、国語K
②英単語:パス単準1級までを熟成中
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