スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(①女子学院→東京大学法学部)

2022年08月(中1)

2022年8月15日(月)。

 

中学受験で目指す一つのゴールが、鉄緑会指定校への合格。その鉄緑会指定校生の強力なパートナーとなるのが「スタディコーチ」。

 

 

 

 

 

憧れの第一志望校で深海魚生活。そんなの嫌ですよね。種々研究していると、中学受験終了を始点として中学校生活を円滑にスタートする場合、各学校の「個性」を認識しておく必要があります。というのも、各校の中身は驚くほど違うためです。中学受験をしている最中は、志望校の偏差値とブランドの先入観を持つために中身は良く見えないのですが、実際に通う現実に直面すると、その個性を理解しておく必要があると考えます。

 

僕も娘の進学先の個性についてはじっくり研究できるのですが、他校について把握するのは難しい(当然だが)。とはいえ、「教育投資と資産運用」がこのメディアのテーマなので、せめて鉄緑会指定校の個性については理解を深めたい。

 

以上を理由に、趣味の資産運用益を原資に、スタディコーチに在籍する鉄緑会指定校→現役東大生に取材活動を開始しました。

 

第1回目は、女子学院です。

 

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戦記:「女子学院(以下JG)について取材させて頂くお時間を頂き、ありがとうございます!」

 

Sさん:「こちらこそ、宜しくお願いします!女子学院から東大法学部に進学した、Sと申します。」

 

戦記:「早速ですが、JGで学力的に成功する人としない人の違いを教えて下さい。学校の特性を知りたいな、と思いまして。」

 

Sさん:「今から振り返ってみると、「言われたことを素直にやるかどうか」が大きく差がつくポイントだったように思います。学校の先生でも塾の先生でも親でも先輩でも、「まずは言われたことをとにかくやってみる。やった後でその内容と効果を分析して自分に合ったやり方を見定めていく。」という方法をとっていくのが成績向上の近道なのだろうと思います。考え抜かれたカリキュラムと、先人が工夫した勉強法を実践した方がやはり効率は上がるからです。」

 

戦記:「とはいっても、Teenagerになると、人の言うことを聞かなくなりませんか?特に、JGの校風としては、昼休みにスイカ割りしたり、水鉄砲で遊ぶような、いろいろな意味において自由な話を聞きますので(笑)」

 

Sさん:「はい、言うこと聞かないですよね(笑)。実際には、「言われたことを素直にやる」というのは、思春期の中高生にはかなり難しいものではありますが。。」

 

戦記:「成績に差がつく時期は、いつ頃なのでしょうか?」

 

Sさん:「私の出身校のJGでは個人の成績発表が無いので、実際にどれほどの差があったのかは体感でしかわかりません。ただ、どうやら結構差が開いているらしいなー、と初めて実感したのは、高校生になって英語のクラス分けが成績順になったときでした。そして、そこから目を見張る追い上げをする人や落ちていく人が多少はいるもの、多くの子は高校生に入った時の順位から順当に大学受験の結果が出ていたと思います。そのため、時期で言うと、中学生の間に差はついていたと言えると思います。その中でも特に英語や数学など、後々の勉強内容に直結する基礎内容を中学校で学ぶ教科については、大きな影響力があった印象です。」

 

戦記:「JGから東大に行く際に注意すべきことは何でしょうか?」

 

Sさん:「JGでは学校側から全く進路指導や模試の案内が無いため、塾や模試などを自分で探して自分の勉強での立ち位置を把握する機会を得る必要があります。」

 

戦記:「全く、無いのですか?JGの良さでもあり、特徴でもありますよね。管理型の学校スタイルとは、真逆だと思います。」

 

Sさん:「はい、全くありません。その自由度が、学校の個性だと思います。また、中高一貫校ですとやはり中3〜高1あたりでいわゆる「中弛み」になりやすいので、そのタイミングでも最低限のラインとして、「学校の勉強の内容で理解できない内容をそのままにしておかないこと」だけは絶対に守っておくことが必要になると思います。」

 

戦記:「鉄緑会指定校に通う生徒さんに、共通課題があるとしたら、何でしょうか?」

 

Sさん:「特に中学生など、早い時期から入塾する人の中には、「やる気は無いがなんとなく親に言われたから鉄緑会に入った」層が多く、周りに「勉強してないぜ」アピールをやたらとする子がどうしてもいます。そしてその影響を受けてしまう子もいます。実際に鉄緑会に通っている時から、機会を無駄にしてもったいないと思っていました。結局そういう子は早くから鉄緑会に通っていてもそのうち成績が明らかに低迷し、大学受験も思うようにいかなかったケースが多かったです。」

 

戦記:「なるほど。思春期特有かもしれませんね、「勉強していないぜ」アピールは。」

 

Sさん:「はい。私は、鉄緑会で中学生クラスの講師をしていた経験があるのですが、その際にも、特に親の熱量が高い層にそのような例が散見され、鉄緑会に早くから通う子に広く、かつ深刻な問題だと感じました。」

 

戦記:「鉄緑会に通っていれば誰でも東大に合格できるのでしょうか?」

 

Sさん:「そういうわけではないと思います。もちろん東大生の話を聞く機会が多く、東大入試を意識したカリキュラムが構成されているため、鉄緑会に通えば東大に合格する確率は上がるのかもしれません。ですが、先述のように鉄緑会に早くから通っていても途中で成績が低迷し、大学受験でうまくいかない子が一定割合いることは確かです。」

 

戦記:「結局は、本人のモチベーション管理が大事になるわけですね。鉄緑会に通っていなくても東大に合格することは可能だと思いますか?」

 

Sさん:「もちろん可能です。実際JGから鉄緑会に通って東大に合格したのは、合格者のうち3-4割程度ですし、塾なしで合格した子もいます。鉄緑会が絶対的な正解であるわけではなく、あくまで自分に合った勉強のスタイルに基づいて、自分に今足りていないところを埋めるサービスを使うという目的意識をちゃんと持った上で、塾に行くのか行かないのか、どの塾に行くかを決めるべきだと思います。」

 

戦記:「娘はスタディコーチで、出身校の先輩にいろいろコーチングして頂いてることもあり、いろいろな落とし穴を回避しながら、中学校生活をスタートできています。鉄緑会指定校のような、難関の中高一貫校の生徒が現役東大生コーチにコーチングしてもらう場合のメリットはなんだと思いますか?」

 

Sさん:「1つ目に、モチベーションUPになることがあると思います。特に、中弛みしやすい中高一貫校の生徒にとって、モチベーション維持は極めて重要だからです。大学の話や、先輩の大学受験の時の実際の話を聞くことでモチベーションUPにつながると思います。

 

2つ目に、勉強の話を率直に相談できることがあります。中高生にとって、勉強の悩みを素直に相談できる存在はとても貴重です。先生や親には反発しちゃうし、友達や部活などの身近な先輩には気恥ずかしくて勉強の悩みを切り出しにくい、という子が多いからです。もともと「勉強の悩みを相談して良い存在」であり、歳が近く「東大生」ということで実力が一定保証されたコーチになら相談しやすいです。1人で勉強について悩むより、聞いたほうが圧倒的に近道ですし、しっかり成績UPにつながる勉強をすることができます。

 

3つ目に、中高生活の悩みを相談できることがあります。思春期の中高生は予想外のことから精神的ダメージを受けたり、そこから不登校になってしまうケースも多いです。そこで、どうしても反発してしまいがちな親や先生だけではなく、歳が近く信頼できる先輩という相談相手の選択肢があることは、少し言い過ぎかもしれませんが、人生を左右しうるサポートになると思います。」

 

戦記:「う~、リアルな話を聞くと、思春期の中高生の親として、気が引き締まりますね。憧れの第一志望校に合格して不登校になるとか、聞いているだけで胃が痛くなります。。思春期の中高生に対しては、少し斜めの関係で相談できる人の存在がいた方が、悪い展開になるリスクをヘッジできるように思います。本日はお時間を頂き、ありがとうございました。」

 

Sさん:「こちらこそありがとうございました。」

 

以上

 

 

 

 

 

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②英単語:パス単準1級までを熟成中

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Posted by senki