中1/記事レビュー:Yahoo「公立なのに学校ごとの「学力格差」広がる根本理由~「学力が高い=いい学校」と思う人に欠けた視点」
2022年8月29日(月)。
・2022年8月28日:Yahoo「公立なのに学校ごとの「学力格差」広がる根本理由~「学力が高い=いい学校」と思う人に欠けた視点」
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今日では、そうした地方の無名校からの東大進学はレアケースになっている。今日、東京大学の現役合格率は70%以上に達しているという。また、合格者の大部分は、名の売れた進学校の出身者である。
なぜ現役合格率がこれだけ高くなっているのだろう。明らかにひとつの要因として、経済的理由から、あるいは心理的理由から、受験生が浪人という選択肢を避けるようになってきているという事態を挙げることができる。
しかし、私には真の要因はほかにあるように思われる。それはずばり、「ペアレントクラシーの高まりの帰結」とでも言えるものである。
東大へといたる受験の道のスタートは著しく低年齢化しており、周到に親が用意した子育て・教育によって順調に成長した若者たちが、ある意味余裕をもって受験というハードルをクリアできているのではないか、と考えるのである。
逆に言うと、苦労してはいあがった者が逆転できないようなギャップ、あるいは地方で自分なりの地道な努力を続けているだけでは乗り越えられないようなカベが、そこには生じているのかもしれない。
筆者の知り合いのお子さんは、表現はやや適切ではないかもしれないが、大切に育てられたサラブレッドのような存在である。サラブレッドは、英語で書くとthoroughbredとなる。すなわち、「徹底的に」あるいは「綿密に」(thorough)、「飼育された」(bred)存在が、サラブレッドなのである。
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2018年頃から僕も再三指摘していますが、2022年中学受験組(=2009年生まれ)が転換点となっています。中学受験開始時期が一気に低年齢化した世代となります。
大学受験どころか、中学受験レベルで「低年齢化」が加速していますので、ますます格差は広がるはずです。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語LII、数学L、国語K
②英単語:2022年8月にパス単1級を開始
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