中1/公文:国語K185bの様子 / 小児愛 x 同性愛 x 人肉食(2022年9月23日(金・祝))

2022年09月(中1)

2022年9月23日(金・祝)。

 

娘:「最近の公文国語だけど、批評文のレベルが凄いんだよね。あのさ、、」

 

僕:「何?」

 

娘:「ひょっとして、エロという言葉はエロスから来たの?

 

僕:「そうだね。」

 

娘:「内容が凄いのよ。」

 

=quote=

江戸という時代は、怪奇文化・妖怪文化というジャンルを設定できるほど、怪奇・妖怪にこだわった時代であった。そのなかでも、上田秋成の『雨月物語』は江戸怪奇文学の頂点に立つ作品であるといっていいだろう。秋成の描き出す怪異は、人を旋律させることだけにあるのではなく、それを通じて、人間の心、しばしば指摘されるように、人間のエロスと共同体のエートスとの葛藤、そしてそこに立ち現れる「妖しい美」を描き出そうとしているところに大きな特徴があった。

 

巻之五の「青頭巾」はその典型のように思われる。この作品で、秋成は、稚児を溺愛していた村里の住職が、その稚児の死を境に「鬼」に変じていくさまを描き出す。この僧は死んでもその稚児を愛し続け、共同体のエートス、つまり人間が守るべき倫理を踏み超えてしまう。その現場で怪異が発生する。

=unquote=

 

・・・濃い内容ですね。調べてみたら、『雨月物語』の「青頭巾」は、小児愛 x 同性愛 x 人肉食、といった内容。普通に読書をしていても、この種の世界観には触れることはないので、公文国語Kはなかなかやるなあ、という印象です。

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:

①公文:英語LII、数学L、国語K

②英単語:2022年8月にパス単1級を開始

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Posted by senki