スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑤麻布→東京大学理科二類2年)

2022年09月(中1)

2022年9月23日(金・祝)。

 

中学受験で目指す一つのゴールが、鉄緑会指定校への合格。その鉄緑会指定校生の強力なパートナーとなるのが「スタディコーチ」。

 

 

 

 

憧れの第一志望校で深海魚生活。そんなの嫌ですよね。種々研究していると、中学受験終了を始点として中学校生活を円滑にスタートする場合、各学校の「個性」を認識しておく必要があります。というのも、各校の中身は驚くほど違うためです。中学受験をしている最中は、志望校の偏差値とブランドの先入観を持つために中身は良く見えないのですが、実際に通う現実に直面すると、その個性を理解しておく必要があると考えます。

 

僕も娘の進学先の個性についてはじっくり研究できるのですが、他校について把握するのは難しい(当然だが)。とはいえ、「教育投資と資産運用」がこのメディアのテーマなので、せめて鉄緑会指定校14校の個性については理解を深めたい

 

以上を理由に、趣味の資産運用益を原資に、スタディコーチに在籍する鉄緑会指定校→現役東大生に取材活動を開始しました。

 

 

・2022年08月15日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(①女子学院→東京大学法学部)

 

・2022年08月31日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(②桜蔭→東京大学理科二類2年生)

 

・2022年09月08日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(③渋幕→東京大学法学部4年生)

 

・2022年09月15日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(④駒場東邦→東京大学工学系研究科修士2年)

 

 

第5回目は、麻布です。

 

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戦記:「こんばんは!麻布出身の方ということで、これまた取材対象としては初めてなので、どうぞ宜しくお願いいたします。」

 

Sさん:「麻布らしさをお伝えできればと思います!」

 

戦記:「まさに、麻布らしさとは何かを把握できればと考えています。麻布を進学先に選んだ中学受験生で、その後、学力的に成功する人と、そうならなかった人の違いは、どこから来ますでしょうか。」

 

Sさん:「学力的に成功する人、というのを「うまくいく人」と定義するならば、東大理科三類に現役で受かる人、もしくは理科一、二類を余裕で受かる人、というかんじかなと思います。こういった、うまくいく人は、基本的に自分自身で自学自習して、模試で結果を出してのトライアンドエラーが冷静にできている人が多かったです。」

 

戦記:「中高6年間において、差がつく時期はいつでしたか。麻布においても、中学時代からしっかり勉強しておくべきでしょうか。」

 

Sさん:「ずばり、高校二年の夏休みだと思います。鉄緑会だと、高校三年から物化(物理と化学)がはじまり、英数の基礎を振り返る時間がほとんどなくなります。ですので、時間が取れて最後に確認シリーズまたは高校二年の授業の教材で復習できる機会は高校二年生の夏休みだと思います。そこで、差がつきますね。」

 

戦記:「麻布在校生が東大を狙う場合、何に注意をすべきだと思いますか。」

 

Sさん:「高校二年に入った時にはもう東大に合格する実力がある人たちの楽勝ムードに流されないこと、これが一番大事です。あるいは、中学二年にありがちな中弛みの時期にSEGか鉄緑会で真面目に下積みをしておくことだと思います。」

 

戦記:「おお、、、一部の上位層が醸し出す楽勝ムードに流されてはいけないのですね。また、中学の中弛み時期に下積みをしておけ、ということも参考になります。コーチが中学生、高校生を指導していて、「鉄緑会指定校」に通う生徒の共通課題は何だと思いますか。」

 

Sさん:「鉄緑会に通っていても、特に中弛みの時期は、サボろうと思えばいくらでもサボることができてしまいます。そこで一度置いていかれると、授業についていけずに落ち込む負のループに突入してしまいます。うまくいかない人はそうなっている傾向が高いと思いました。 逆にうまくいっていた人は、その学年の問題集が配られたら一直線に先回りして終わらせているぐらいでした。」

 

戦記:「鉄緑会の先取りを鉄緑会の教材で行っている、くらいのことをしている方がいることを、今知りました(汗)。そんな鉄緑会に通っていれば、東大に誰でも合格できると思いますか。」

 

Sさん:「先生の話す内容を全て事細かに理解していけば受かるようにはできている、と思います。けれど、実際はそれは建前の話で、いくらでもサボろうと思えばサボれてしまうので、本人の置かれている環境と形成されていく人格の運次第だと思います。」

 

戦記:「鉄緑会でサボれる、というのは新たな発見ですが、実際にサボる人が中1でも増加してきたので、意味が少しだけ分かります。そんな鉄緑会ですが、鉄緑会に通っていなくても、東大に合格はできると思いますか。」

 

Sさん:「東大に余裕で受かるような人たちは、自学自習で高校の勉強を自習できるように感じました。むしろ鉄緑会には友達と遊びに行っている感覚なんじゃないか、と思いました。自分で勉強できる人たちは、鉄緑会関係なしに模試でも本番でもうまくいくことでしょう。」

 

戦記:「難関の中高一貫校の生徒が、現役東大生コーチにコーチングしてもらう場合、どういうメリットがあると思いますか。」

 

Sさん:「メリットはというと、気休めになる、ということですかね。権威主義の傾向が強い日本では、東大生の発言によって安心感を持つことができるかもしれません。しかし、あくまで勉強のしかたの最終目標は自分で何をするか、どうすればいいかのプランを立ててそれを実行していくところにあります。今後も高校の勉強に限らず、さまざまな困難があるでしょう。その中で受験は、生命に関わるような危険をおかさずに問題を乗り越える能力をつけてくれる存在だと思っております。ということで安心感だけは持っていただいて、自律できるようになったら塾も全て卒業と心の中で思っていただいてよろしいでしょう。東大に合格した人は、多かれ少なかれ、その心境と段取りを経験していますから、生徒さんとのコーチングの中で学んでいただくことになると思います。」

 

戦記:「なるほど、なんとなく、麻布らしさを感じる取材となりました(笑)。ありがとうございました。」

 

Sさん:「こちらこそ、ありがとうございました。」

 

以上

 

 

 

 

 

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Posted by senki