スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑧豊島岡→東京大学前期教養学部2年)

2022年10月(中1)

2022年10月28日(金)。

 

鉄緑会指定校生の強力なパートナーとなる「スタディコーチ」。娘は中学受験直後の2022年2月から本格開始しました。

 

 

 

憧れの第一志望校で深海魚生活。そんなの嫌ですよね。種々研究していると、中学受験終了を始点として中学校生活を円滑にスタートする場合、各学校の「個性」を認識しておく必要があります。というのも、各校の中身は驚くほど違うためです。中学受験をしている最中は、志望校の偏差値とブランドの先入観を持つために中身は良く見えないのですが、実際に通う現実に直面すると、その個性を理解しておく必要があると考えます。

 

僕も娘の進学先の個性についてはじっくり研究できるのですが、他校について把握するのは難しい(当然だが)。とはいえ、「教育投資と資産運用」がこのメディアのテーマなので、せめて鉄緑会指定校14校の個性については理解を深めたい

 

以上を理由に、趣味の資産運用益を原資に、スタディコーチに在籍する鉄緑会指定校→現役東大生に取材活動を開始しました。

 

 

・2022年08月15日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(①女子学院→東京大学法学部)

 

・2022年08月31日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(②桜蔭→東京大学理科二類2年生)

 

・2022年09月08日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(③渋幕→東京大学法学部4年生)

 

・2022年09月15日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(④駒場東邦→東京大学工学系研究科修士2年)

 

・2022年09月23日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑤麻布→東京大学理科二類2年)

 

・2022年10月01日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑥開成→東京大学文科一類1年)

 

・2022年10月21日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑦聖光学院→東京大学文学部3年)

 

・2022年10月28日:スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(⑧豊島岡→東京大学前期教養学部2年)

 

 

第8回目は、豊島岡です。

 

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戦記:「本日はどうぞ宜しくお願いします!豊島岡ご出身の方への取材は、初めてです。」

 

Nさん:「どうぞ宜しくお願いします。」

 

戦記:「早速ですが、中学受験において豊島岡に進学した方で、大学受験という時間軸において、学力的に成功する人と、そうではない人の違いは何でしたでしょうか。」

 

Nさん:「そうですね、今、振り返ってみると「定期テスト」、それも特に5教科をどれくらい取れていたかが、大学受験の結果に大きく関わっていたと思います。豊島岡では塾に通っている人も多く、塾の勉強で忙しかった人もいました。しかし、結果的に大学受験において第一志望に合格していた同級生は、学校の定期テスト対策をしなくても、ある程度の点数は取れる実力をつけていたと思います。学校第一です!とまでは思いませんが、学校の定期テストの点が取れない状態なのに、基礎をすっ飛ばして、塾の勉強をやり続けても途中で躓くのではないかと思います。」

 

戦記:「なるほど、豊島岡の教育スタイルは、自由放任型の対局にある、みんなで一緒に緻密なカリキュラムを頑張る系だと聞いていますが、学校の定期テストがベンチマークになるということですね。」

 

Nさん:「はい、そういうことになります。」

 

戦記:「豊島岡の内部で、差がつく時期はいつでしたでしょうか。また、中学時代からしっかり勉強しておいた方が良いのでしょうか。」

 

Nさん:「差がつくという意味において具体的な基準が無いので難しい問いではありますが、強いて言うならば高校2年生くらいだと思います。高校2年生くらいから受験で重要になってくる数学が難しくなってきます。中学生の時に習う数学は、いつでも追いつける内容なのですが、高校2年生くらいで学ぶ数学は一度遅れると、遅れを取り戻すのが難しくなります。また、英語についても、克服するのが難しいような苦手意識を感じ始めるのもこの頃だと思います。」

 

戦記:「ありがとうございます。鉄緑会指定校への取材は豊島岡が8校目ですが、多くの方が「高2が大事!」と言っています。豊島岡から東大現役合格を狙う場合、何に注意をすべきだと思いますか。」

 

Nさん:「豊島岡の特徴として、学校のカリキュラムが体系化されており、そしてそれを実行できるだけの先生方の熱意と工夫があることだと思います。毎年のようにカリキュラムが進化するのも特徴です。そんな豊島岡では、全員が学校で沢山の模試を受ける機会があります。しかし、この模試が沢山あるため、受けっぱなしになってしまうことが私はありました。折角模試を受けたのだから、自分の弱点を受け終わった後に見つけたりするのが重要なのではないかと思います。この点は私の反省材料ですね。つまり、消化しきれていなかった、ということになります。」

 

戦記:「それだけ、学校が用意するメニューが豊富だけど、受け止める側にも覚悟が必要、ということかもしれませんね。コーチとして中学生、高校生を指導していらっしゃいますが、「鉄緑会指定校」に通う生徒の共通課題は何だと思いますか。」

 

Nさん:「鉄緑会は極めてレベルの高い環境であり、東京大学や難関大医学部合格者を沢山輩出する塾です。そのため、授業についていけなくても「鉄緑会に通っていること」に満足してしまう人が多くいると思います。私は中学3年生から鉄緑会に通っていましたが、私も初めは通うことに満足していました。」

 

戦記:「そうなのですか(笑)。」

 

Nさん:「はい、そうなのです(笑)。鉄緑会では、分からないところがあったら先生にすぐに質問するなどして、毎週の授業に必死について行く姿勢が必要だと思います。」

 

戦記:「そんな鉄緑会に通っていれば、東大に誰でも合格できると思いますか。」

 

Nさん:「そういうわけではないと思います。鉄緑会に通っていて、鉄緑会の授業について行き、そして勉強を頑張った人が東大や医学部に合格すると思います。自分で勉強のスケジュールを立てなくても、鉄緑会が組み立てたスケジュールで勉強してついていけば良いという意味において、鉄緑会に通っていれば合格する確率は上がります。また、鉄緑会に通っている人の多数は東大を受験するので、その人たちと同じ環境で勉強するのはモチベーションにつながるのは間違いありません。」

 

戦記:「鉄緑会に通っていなくても、東大に合格はできると思いますか。この質問は、ちょっと間が抜けたものなのですが、念のため皆さんにお聞きしています。」

 

Nさん:「できると思います。私の東大のクラスメイトにも、鉄緑会を含む塾に通わずに合格した人はたくさんいます。鉄緑会に行かなくても自分に合った勉強法を見つけ、目標を持って勉強できた人は、塾に行くよりも近道で東大に合格するのではないかと思います。」

 

戦記:「難関の中高一貫校の生徒が、現役東大生コーチにコーチングしてもらう場合、どういうメリットがありますでしょうか。」

 

Nさん:「実際に現役東大生と話すことで、モチベーションアップにつながると思います。正しい勉強法、間違った勉強法、その違いを一緒に考えて教えてくれるため、志望校に合格するために何をすれば良いかが分かるというのは、とても大きなアドバンテージになると思います。やはり、直近で受験を経験したからこそ分かることは多いですし。」

 

戦記:「親世代の常識が通用しなくなっているので、直近のご経験というのが活きてくるのでしょうね。本日はお時間を頂き、ありがとうございました。」

 

Nさん:「ありがとうございました!」

 

以上

 

 

 

 

 

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Posted by senki