スタディコーチ:現役東大生への取材 2023年版 (1) / 兵庫県立大学附属「都会の進学校の生徒がどれだけ先取りで且つしっかりと勉強しているか」

2023年05月(中2)

2023年5月21日(日)。

 

Twitterでの「英語手遅れ問題」の議論をきっかけに、現役東大生への取材を再開しました。

 

僕の資産運用益を原資として、スタディコーチに在籍する現役東大生に対して10個の質問を投げかける形式です。便利な時代になりました。

 

 

 

 

 

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コーチ:「東京大学教養学部理科一類、2年生です。」

 

戦記:「宜しくお願いします。早速ですが、①中学受験での塾、進学先(出身校)、大学受験での塾、東大受験での科類を教えて下さい。」

 

コーチ:「塾を利用することなく、中学受験を経験しています。進学先は、公立大学法人兵庫県立大学附属中学校・高等学校です。そして、大学受験も塾を利用することなく、理科一類に合格しました。」

 

戦記:「なるほど。。②出身校で大学受験で結果を出せた人に共通する特徴を教えて下さい。」

 

コーチ:「早くから計画的に動けていた人、ですね。尚、身の程をわきまえた、というと言い過ぎなのかもしれませんが、自分の実力と残りの時間をしっかりと考えた志望校設定ができている人が、大学受験で結果を残しています。」

 

戦記:「③出身校で大学受験で結果を出せなかった(と思われる)人に共通する特徴を教えて下さい。」

 

コーチ:「そうですね、、厳しい意見にはなると思いますが、身の程をわきまえた志望校を設定できなかった人が、大学受験で結果を出せていませんね。特に、地方にある中高で、都会の進学校の生徒がどれだけ先取りで且つしっかりと勉強しているかを知らずに、自分の夢だけで志望校を設定して、大した勉強もせずに受けた人はやはりうまくいっていません。これは同級生だけでなく、一つ上の学年でもそうでしたね。また、他人の志望校をばかにしたり、判定で調子に乗ったりしていた同級生が東大を受けて見事に失敗していますね。」

 

戦記:「現実的な競争環境を知ることは大事、と理解しました。さて、④出身校内で、学力の差が開く時期はいつでしたか。」

 

コーチ:「中2ごろから、ですね。中1の時点ではそこまでの差はなかったです。実際、私は1位を取ってはいなかったですし、中1の最初のテストでは、大学受験の段階において最下層くらいになった人でも、自分より高い得点を取っているケースもありました。具体的には、最初のベネッセの学力推移調査では、学校では1桁/70人でしたし、第1回の定期試験も同じくらいだったと記憶しています。ただそこから割と早くには順位が上がっていって、夏の定期試験は3位とかだったと記憶します。中1の末か中2の最初くらいには1位を取り始めて、そこから高3までは、手を抜いてもほぼダントツで定期試験では1位を取るという状態になっていました。おそらく、周りの順位もほぼ固定されていたのではないかと思いますね。模擬試験については、学力推移調査は中学時点では3位くらいでしたし、高校に入っても進研模試では無茶苦茶良い点を取った回もありましたが(第3回の高1では偏差値82くらいで、3科目で全国270位/440,000名位だったと記憶)、1位でないことも全然ありましたし、ダントツでないこともあったはず。ただ、駿台模試では高1の第3回で東大A判定を既に取っていました。」

 

戦記:「⑤出身校内での成績で中学時代に下位25%に該当した同級生は、どのような大学受験結果になりましたか。」

 

コーチ:「把握しきれていないのですが、おそらく[xx]大のようなレベル帯の大学ですね。」

 

戦記:「残念ですね。」

 

コーチ:「はい。勿体ないと思います。」

 

戦記:「⑥鉄緑会などの大学受験塾をうまく活用できた人と、できなかった人の違いはなんでしたか。」

 

コーチ:「私は、塾に行っていないのであまりわからないのですが、東進に行っていた人に絞ると、講座を取りすぎている人はやはり苦しかったと思いますね。」

 

戦記:「消化不良になるのでしょうね。さて、⑦最近、「中1の1学期期末テスト(ないしは3学期末時点)の成績が、大学受験の結果を占う」という説があります。コーチの考えを教えて下さい。」

 

コーチ:「自分の経験と結果から言うと、かなり信憑性があると思いますね。はっきりとは覚えていませんが、確か最初に1位を取ったのが、そのあたりの定期試験だったと記憶します。以前は「中1最初の試験なんて意味ないよ!」と言われていたように記憶しますが、大学受験まで追うと分かります。成績が良かった私と、そうではなかった同級生の進学先はあまりに一致していませんので。ちなみにそのとき争っていた人は一浪して、某国公立大学医学部に行きました。十分、成功しています。」

 

戦記:「⑧最近、「英語は小学生時代から開始しないと、東大や国公立医学部受験に間に合わない(英語先取りしている人が有利だから)」という説があります。コーチの考えを教えて下さい。」

 

コーチ:「自分自身は、一応小さいころから英会話には通わせてもらっていて、ただ話せるようになったとかではなく、ほとんどのことは中学校で勉強しました。恐らく、他の人に比べて英語センスがあったように思います。脳が適していたのか、耳が良かったのかは分かりませんが。明確な根拠があるわけではないですが、何の意味もなかったということはないと思います。大学受験では有利になると考えるべきでしょうね。」

 

戦記:「⑨東大入学時点で大学受験レベルをはるかに凌駕する英語力を持つ学生はどれくらいの割合でいましたか。また、その英語力によって東大卒業後の進路が有利になるとお考えですか。」

 

コーチ:「そうですね、私の周りでは、そこまでのレベルの人は正直見なかったです。もしかしたら、そのようなレベルの人は別クラスなのかもしれませんが(汗)。」

 

戦記:「⑩中学受験で燃え尽きてしまう事例も増加しています。コーチングはこのようなリスクを回避しうるものでしょうか。コーチの考えを教えて下さい。」

 

コーチ:「相性の良いコーチによる適切なコーチングは、確実にそれを防ぐことにつながると思いますね。小学生までは親が主導してある程度勉強させるわけですが、中学生以降ではある程度自我も出てくるし、やらせるスタイルの勉強が続かないのは当たり前ですよ。当然です。親としてそのことを自覚せずに、勉強しろと言い続ける親が子供をつぶしてしまうのだと考えています。ここで、親以外の大人が、本人の意思を尊重しながら、勉強させるのではなくうまく、本人のやる気を引き出していけば、「反動」のような防衛本能的な反応が起こることなく、スムーズに学習を進めていけると考えますね。」

 

戦記:「中学生に対して、親が勉強をやらせる、なんて不可能ですよね。僕も中2の娘を見ていて、同感です。本日はありがとうございました。」

 

 

 

 

 

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②英単語:パス単1級「でる度A」まで復習中

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Posted by senki