中2/博物館/234～239：国際避暑地奥日光「中禅寺湖」（中禅寺金谷ホテル、他）

2023年8月26日2023年08月（中2）

2023年8月26日（土）。

8月23日（水）から25日（金）に、中禅寺金谷ホテルを拠点に「国際避暑地奥日光」を取材してきました。

僕の八ヶ岳オフィスの標高は1,300mですが、これと同じ標高にあるのが中禅寺湖。避暑地として有名なのは知っていましたが、明治時代の英国外交官アーネスト・サトウが切り開いてきた「国際避暑地」としての歴史については深い知識が無かったので、家族全員が良い学びの機会となりました。

・234：中禅寺金谷ホテル

2023年6月に創業150周年を迎えた金谷ホテル。小5娘を連れて日光金谷ホテルではランチを頂いたことがありますが、娘から「小5で立ち寄った中禅寺金谷ホテルのクラシックホテルとしてのフロントの雰囲気が素晴らしかったので、一度は宿泊してみたい」とのリクエストがありましたので、連泊することにしました。中禅寺金谷ホテルは、昭和15年（1940年）、日光観光ホテルとして開業。1945年にはGHQに接収。歴史ですね。

「150周年記念ディナー」が選択可能でしたので、1泊目が「金谷ホテル150周年記念ディナー “栃木の美食材"」、そして2泊目は「中禅寺金谷ホテルスペシャルディナー皇室の愛した料理たち」を頂きましたが、中禅寺金谷ホテルはオーベルジュでもあることを再認識。日光湯本から引いている源泉掛け流しの「空ぶろ」、そしてホテル内の雰囲気やサービスも含めて、全てが最高でした。娘は今回の経験でクラシックホテルの魅力を学んだことになります。

・235：中禅寺湖畔ボートハウス

戦後の昭和22年（1947年）に米国の水辺リゾート地の建物をモデルに建設。

・236：栃木県立日光自然博物館

奥日光の自然もさることながら、国際避暑地としての開発の歴史についても展示が豊富。

・237：中禅寺湖クルージング

中禅寺湖の東側を反時計回りに一周するコース。晴れた男体山を湖上から眺めたかったのと、英国大使館別荘とイタリア大尉史観別荘を湖上から見たらどう見えるのかを把握したかったので経験。

・238：英国大使館別荘記念公園

奥日光をこよなく愛した英国外交官アーネスト・サトウ。明治5年（1872年）に初めて奥日光を訪れ、1875年には英文のガイドブック「日光案内」を刊行。明治29年（1896年）には、自分が好んだ白根山を一望できる中禅寺湖畔（北側に位置）に山荘を建築。30回以上訪れたというから、どれほど好きだったかよく分かります。後に英国大使館別荘となり、平成20年（2008年）まで利用されていました。こちらで頂いたアフタヌーンティーは、金谷ホテルによる提供。