新小6/雑考:塾での滞在時間の使い方(「復習主義か、予習主義か」)

2021年01月(新小6)

2021年1月24日(日)。

 

SenkiChatのクライアントさんといろいろディスカッションをさせて頂いていますが、「復習主義か、予習主義か」というテーマが良く出てきます。

 

僕は娘を小1-5で見てきて、アウトソースする先の塾としての「公文・サピックス・算数塾・四谷大塚マンスリー講座」を使った経験があり、公開テストとしては「早稲アカ・SPICA・日能研」を経験してきました。残念ながら娘はサピックス200位以内常連層ではありませんが、新小6サピックス開始時点では問題無い立ち位置ですし、公文でも数学・国語・英語の順でJフレンズを達成しています。2016年4月の小1のスタート時点では偏差値42のサピックスAクラスだったので、5年後にここまでこれているとは僕としても想定外です。

 

・・・振り返ってみると、アウトソースする先である塾の活用方法として大事なのは、「塾での滞在時間の吸収効率を高めること」だと思います。

 

以下の通り、現時点で考えることを整理しておきます。

 

 

(1)塾の主張と僕の疑問

 

サピックスの主張:「予習をしないで来て下さい。初見の問題を、クラスメイトと話し合いながら解決していくことで学力が伸びます。スパイラル方式なので、復習は自然にできてくることになります。」

 

→僕の謎:「その方針も良いと思いますが、2点疑問があります。第一に、どのクラスに在籍するかで、クラスメイトとの話し合いの質が決定してしまうのではないか、ということです。上位クラスでの活発な議論と同じことが、下位クラスでも同じことが行われている可能性は、とても低いと思います。だとすると、同じ教材を使っている以上、上位クラスほど進み方が早くて深く、下位クラスほど進み方が遅くて浅くなる可能性が高いのではないでしょうか。となると、永遠に下克上は発生しえないことになります。だとすると、上のクラスにいることが大事になるかと思います。第二に、塾での滞在時間中の吸収効率です。授業中に全部理解して帰宅できるのが理想ですが、積み残しとかが出てくると思います。積み残した場合は、授業後に解決するにしても待ち時間が無駄になりますし、家庭学習への皺寄せも発生します。だとすると、授業中に吸収してくる効率を高めることが大事だと思います。特に、理社については初見で概念を知るよりも、既に知っていることを塾の先生からのインプットで確認した方が、積み残しが少なくなるように思います。」

 

 

公文の主張:「一定の時間で確実な精度でプリントを解けなければ、3回繰り返すことにします。特に予習は不要です。」

 

僕の疑問:「はい、公文の他に教材を使わないのならば、その方法でも宜しいかと思います。しかし、現実的には、公文の他にもいろいろな教材を使っています。ですので、1回目のプリントで、制限時間内に確実な精度で問題を解ければ、繰り返す意味は低いと思います。そうなるように家庭学習の範疇として公文ドリルを使って先取りをしておき、公文教室で一発でプリントを仕上げてくる方法の方が効率が良いと思います。なぜならば、公文教室で×が多いと、採点と間違い直しにかける時間が増加し、帰宅して家庭学習にかける時間が減るからです。」

 

 

(2)保護者にとっての最大のブラックボックス

 

公文は教室での様子を観察することは可能ですが(最近はコロナ対策でできないが)、サピックスは非公開です。つまり、保護者にとっては、塾の滞在時間中はブラックボックスなわけです。ブラックボックスであるがゆえに内容について僕は議論することはできないのですが、「塾滞在時間での吸収効率」が、お子さんによって全く異なると想像します。

 

 

・全くの初見→塾滞在時間中に膨大な量を教わるが吸収しきれない→積み残しが発生する→家庭学習でも積み残しを解消できない→その状態で次の授業が来てしまう

 

 

といった悪循環と、

 

 

・家庭学習や先取り塾で既に学んでおり長期記憶として知っている→塾滞在時間中に先生が言っていることを深く理解できるのでクラスメイトとのディスカッションを積極的にリードすることが可能となり更に理解が深まる→積み残しが無い→家庭学習での宿題もすぐに終わるし暇なので更に先取りをすることができる→次の授業でもリードすることができる

 

 

といった好循環、どちらが楽しい塾ライフになるでしょうかね?

 

特に小6受験生になると、塾の滞在時間が増加します。この時間投資効率が悪いというのは保護者目線では悪夢だと思います。

 

 

(3)「先取り」に対するよくある批判

 

以下が低学年を対象にした「先取り」への批判の典型例です。

 

①「軽自動車の子供が先取りをして成績を稼いでも、やがてフェラーリが本気を出してくるので、あっさり抜かれる。」

→先取りをして成績が稼げるのならば、した方が良いのではないでしょうか。尚、フェラーリ理論については僕も小1からずっと聞かされてきたのですが、2022年組の現実としてはサピックスα1-2は小4の初めからほぼメンバーが固定しているし、フェラーリが出現するのを待っているのですが、新小6の1月現在ではまだ出現していません。フェラーリはいつ来るのでしょうか?

 

②「家庭内のアマチュアな方法で先取りをしていると、塾の正しい指導方法が伝わらなくなる。」

→理社については、誰が教えても同じ結果になると思います。算数はたしかに家庭学習での弊害もあるかもしれませんが、解き方は一つだけではないので、塾で正しい方法を学べば視点が増えて良いと思います。また、公文の算数F200までは、単ある四則演算なので、正しい方法もなにもありません。

 

③「先取りとしていると塾の時間がつまらなくなり、集中しなくなる。」

→サピックスの授業は濃いので、そのような心配は不要だと思います。

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JI/上位10%【2020年12月8日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック
④語彙:パス単準2級+言葉ナビ下巻
⑤漢字:小5の深堀り中

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

 

Posted by senki