小6/記事レビュー:ダイヤモンド「多彩な個性を育てる「栄東」のアクティブ・ラーニング」
2021年10月2日(土)。
・2021年9月29日:ダイヤモンド「多彩な個性を育てる「栄東」のアクティブ・ラーニング」
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――生徒はみんな英語でよくしゃべりますね。
田中 英語の力をつけるには、中1前半の4月から11月までが勝負です。その間に英語のスピーキングは教科書の題材に沿って徹底的にやります。授業は常に私たち教員と生徒たちとの真剣勝負です。最初は緊張してなかなかうまくいかなくても、子どもたちは順応性が高いので次第に授業のスピードにも慣れ、英語で話せるようになってきます。
しかし、栄東の英語の授業ではただ単に英会話を教えているわけではありません。最初は徹底してフォニックス、同時に文法・文型事項を意識させ、書く力をつけていきます。聞く力や書く力がなければ、話すことはできませんよね。そのため、単語のみではなく英語のフレーズで覚えさせます。そこを徹底してやると、あとは単語を入れ替えるだけで正しい英語の文章を作ることができるようになります。
例えば、基本的な英単語の“like”一つとっても、動詞はもちろん、前置詞、名詞、接続詞など用法はさまざまあるので、それぞれのフレーズのパターンプラクティスを何度も行います。このようなトレーニングを中学1年生のうちは繰り返し続けています。
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成長著しい学校は流石ですね。上記の英語については、僕も全く同じスタンスです。「単語とフレーズの暗記」が基礎の基礎となります。単語を知らなければ読めないし、読めなければ聞けませんし、聞けなけければ話すことはできません。
尚、以下には痺れますね(笑)。そして、2021年7月に記事に書いている通り、今後は首都圏一貫校は「miniビジネススクール化」の方向で進化していくと僕は予想しています。
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――生徒の考えがはっきりしていますね。
田中 数年前に仕事でニューヨークに行ったんです。ケネディ空港でレンタカー待ちをしてたら、「先生、何しているの!?」と高校を卒業したばかりの8人組に声を掛けられました。
何を言うのかと思ったら、「先生、Google本社まで連れて行って。将来自分たちのおカネで先生を雇ってあげるから(笑)」と言うのよ。ニューヨークは東海岸で、Google本社は西海岸でしょう。
ちょうど教え子がGoogleで働いていたので、一緒に行きました。そうしたら、その卒業生たちの中の1人がGoogleの社員に、「僕は起業家になりたいので、ここでアルバイトさせてください」って言い出して。言われた方も驚いていたようでしたが、その場で承諾してくれましたよ。私も驚きました、そんな縁で人生って大きく変わるのだなって。その生徒は、後に本当に起業家になりました。
――すごいお話ですね。
田中 本校での経験が、卒業後も彼らの行動力につながっているのかなと思いました。
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★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KI/上位5%【2021年8月6日から】
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