新中1/記事レビュー:Yahoo「中学受験の「終わり方」、第1志望合格3割の苛酷 作家・朝比奈あすか「他者と比較」止めるべき訳」
2022年2月7日(月)。
・2022年2月7日:Yahoo「中学受験の「終わり方」、第1志望合格3割の苛酷 作家・朝比奈あすか「他者と比較」止めるべき訳」
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ちょうど今は、今年度の中学受験が終わった頃で、受験をされた家庭は疲れ果てている時期だと思います。ですが、受験は終わっても子育ては終わっていない。大切なのは合否よりも親子の信頼関係かもしれません。子どもにひどいことを言ったと思うなら、態度を改めたほうがよいです。言われたことは、子どもの心にずっと残ります。親からかけられた言葉は子どもの人格形成につながりますし、子どももいつかは大人になり、親はこういう人だったと大人の目で見る日が来ます。
また、第1志望の“熱望校”に受かってもゴールではないし、第2志望、第3志望……の学校でもすてきな青春が待っています。これからは「子どもが何をやりたいのか?」に心を切り替えて、「どんな大人になってゆくのだろう」と楽しみに見守って子どもの成長を待つのがよいと思います。
第1志望に受かるのは3割、のその後
―― ただでさえ第1志望にうかるのは3割といわれています。第1志望校ではない学校に進学することになった場合に、親はどのように子どもに接したらいいでしょうか。
いろんな人との縁や趣味、打ち込みたいことなどに、どこで出合えるのかはわからない。何がどんな形でその子の人生に響くかは未知なのです。だから、もう結果が出たなら、親がすべきことは子どもの進む道を最善のものと信じて見守ることだと思います。
忙しいと思いますが、入学後は役員を積極的に引き受けたり、そこまでは無理でも保護者会や行事に行って学校への理解を深めたりして、子どもの学校を大切に思っている姿勢を示すと、子どもはとてもうれしいと思います。と同時に、その学校で「この子が何をやりたいのか」に焦点を当てて後押ししてあげるとよいのではないでしょうか。
親子でそういう気持ちに向かうためには、前段階から「〇〇中学しかない」ではなく「この子が何をやりたいのか」という視点で学校を見て、早いうちから想像力を持って“受験”の準備をしておけるといちばんいいのですが。
塾の先生は、集団の成績を上げたいので「上を目指そう」と、みんなに呼びかけるでしょう。「〇〇学校コース」というような、冠名がついたクラスに入れられることもあるかもしれません。それに釣られてしまうと親が成績を上げることばかりに関心がいきがちですが、学力をつけるためには塾を大いに利用しつつ、親が汗をかくところは自分の子のための、独自の情報集めかなと思います。いろんな学校があって個性もさまざま。偏差値や進学実績では測れないところがたくさんある。学校選びの前に、中学生になったら何をしたいか、そしてどういう大人になりたいのか、子どもと未来を話し合っていけば、行く学校がどこになろうと親子の芯はぶれない気がします。
そういう私も、中学受験期間中は視野が狭くなり、心身共に疲弊していて、こんなことは考えられなくて。取材を通じて中学受験を振り返る機会を得られて、こういうふうにすればよかったなと後付けで語っています。
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素晴らしい記事だと思いました。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語KII、数学K、国語J
②英単語:パス単2級を初回暗記中
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