東大式オンライン個別指導スタディコーチ:「宿題実行のラストワンマイル市場」
2022年4月4日(月)。
・2022年4月4日:スタディコーチ「【東大文3】合格体験記!現役合格の秘訣とは?【東大式】」
上記記事は面白かったです。塾を使わず、スタディコーチだけで合格したそうです。
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今回は、スタディコーチ(studycoach)1本で、他塾を利用せずに東京大学文化3類へ見事合格された磯谷さんにインタビューしました!東大を目指すに至った経緯や、スタディコーチ(studycoach)を選んだ理由、東大受験を振り返っての感想について伺いました。
(割愛)
ー最後に、スタディコーチ(studycoach)の受講を検討している保護者・受験生の方々へ、アドバイスをお願いします。
自分だけで試行錯誤することも重要ですが、受験勉強においては一分一秒の価値が非常に重要になってきます。周りの受験生と差をつけるためにも、すでに受験を乗り越えたコーチと時間を共にでき、学習計画を立ててもらえる経験は非常に重要です。特に自分で計画を立てたり、立て直したりすることに不慣れな方や、ニガテを解決したい方は、スタディコーチ(studycoach)を検討してみると良いと思います。
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・・・記事を読むと分かるのですが、「実は、通っている中高一貫校の授業で、二次試験レベルの解答を読んで理解できるレベルにはできていました」とのことなので、基礎学力がある前提なのだと思います。
とはいえ、興味深いのは、学習計画を立てる→コーチとして伴走して実践する、という新しい形の教育産業が出てきていることだと思います。
中学受験でも上位層(=サピックスα上位)は、解けない問題はあまりないし、そもそもサピックスα1が解けない問題はみんなも解けない可能性が高いわけで、筑駒とか灘を目指さない限りは、別に大した問題にはなりません。そこで大事になってくるのが、弱点を把握した上で学習計画を立てて且つ実践する、ということになると思います。
「正しく勉強している自信がありますか?」
と問われて確信的に「はい!」と言える人なんて、ほとんどいないはずですから、奥が深いです。
最近のEdTechの流れというか、中学受験の大手塾がやろうとしている最後の未踏の地は、「家庭学習の進捗状況のマイクロマネジメント」です。フォトン算数クラブは、ファックス宿題という形式で「タイミング良く宿題をやらせる」ところまで管理して実績を伸ばしていますが、中学受験大手塾もモノグサのプラットフォームを活用して家庭学習市場に攻め込んでいるというのが最新トレンドです。まだ、「宿題実行のラストワンマイル市場」の勝者は決まっていません。
「家庭学習で正しいタイミングで正しい宿題をきっちりとやらせる」ことが大事なわけです。鉄緑会ですら、宿題については細かい管理がなされますので、小学生が挑む中学受験では宿題管理も大事になります。
結局のところ、生徒のモチベーション管理が大事なので、スタディコーチのようなEdTechスタートアップがグロースする余地は十分にありますので、どのように進化するのか興味深くウォッチしています。モチベーション管理には人が介在する必要がありますしね。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語KII、数学K、国語J
②英単語:パス単準1級までを熟成中
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