中2/朝日新聞デジタルに戦記君が掲載:「信じた「合格率80%」 娘の中学受験、涙して気づいた悔しさの原因」
2023年7月21日(金)。【2024年1月13日に記録】
戦記君の失敗は、日経記事になり、ABEMA Primeで生放送され、滝沢ガレソ紙に掲載され、窓際三等兵先生の小説モデルになり、そして朝日新聞の連載になった。はて、本当に「失敗」したのだろうか。
・2023年7月21日:信じた「合格率80%」 娘の中学受験、涙して気づいた悔しさの原因:朝日新聞デジタル
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東京都の会社役員男性(46)は、いま中2の長女(14)が小1の時、難関中学の合格実績に定評がある進学塾に入れた。
◾️まさかの「不合格」
出勤前の毎朝6時から、塾から課題として出された計算問題を解く長女に付き添い、採点した。
長女は与えられた課題を次々に終わらせ、小1のうちに、小学校の計算問題の全範囲が終わった。順調に学力を伸ばし、塾の成績順のクラスは常に最上位だった。
学年が上がるにつれて、長女も男性も妻(47)も、学力最上位の伝統校である私立女子中を自然と意識するようになった。
小6になって最初に受けた、高学力層が多く受けることで知られる模試の偏差値は65を超えていた。
小6で受けた計6回の模試のうち5回で、志望校であるこの女子中の合格可能性は最高値である「80%」。2月1日に同校を受け、近年、大学進学実績を大きく伸ばしている私立女子中を翌2日に受けることとし、受験本番を迎えた。
2月2日の昼過ぎ。前日に受けた志望校の私立中の合格発表の時間になった。東京都内の職場にいた男性は、スマートフォンで合否を確認できるサイトにアクセスした。
目に飛び込んだのは「不合格」の文字だった。
自宅には、この日にもう一方の女子中を受けて帰宅した長女と、妻が2人でいる。男性は電車に飛び乗った。
帰宅して玄関に立った瞬間、泣き崩れる妻と、隣で涙をこらえる長女の姿が見えた。妻は「なぜ不合格なの」と何度も男性に聞いた。
長女も泣き出した。それでも立ち上がり、机に向かった。肩をふるわせながら算数のプリント問題に取り組む背中を見て、男性も涙をこらえられなかった。
◾️「不合格」備えてきたはずなのに
不合格には備えてきたつもりだった。
常々、志望する2校のどちらに受かっても大成功だと長女には話していたし、中学受験がゴールではないとも言い聞かせてきた。
男性は長女の涙で文字がにじんだプリントに丸付けをした。
食欲がわかないまま、夜を迎えた。午後9時には、この日に受けたもう一方の志望校の合格発表が控えている。
これまでにないくらい、時間が進むのが遅く感じた。長女は、動揺する母に言った。
「本当にごめんなさい。期待に応えられなくて」
時間が来た。長女がパソコンで、合格者の受験番号が並ぶサイトを開いた。「あった!よかった!」。歓喜と興奮で、その後のことはよく覚えていない。
2日に受験した中学の先生は面倒見がよく、教育方針は合っていた。同級生たちは個性豊かで、長女は楽しそうだ。
◾️「不合格リスクに備えを」
男性が長女に中学受験をさせたのは、自ら学習する姿勢や、失敗にめげない心を養ってほしかったから。この意味で、志望校の一つが不合格になったことは、結果的にはマイナスではなかったと男性は捉えている。
中学受験は男性自らも経験した。長女が通っていた都心部の公立小では、中学受験をしない家庭はほとんどなかった。中学受験をさせることは、男性にとっては自然な選択肢だった。
ただ、いま振り返っても、不合格の打撃は大きかった。
男性は、長女が小学生のころから日々の勉強の様子をネットで発信し、いまもそれを続けているが、あの日のことを語れるようになるまで1年間を要したという。
「これから受験する人には、不合格のリスクに十分に備えてほしい」
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