新中3/Twitterの記録:「新中1から鉄緑会に通う人も多いと思うので、中1-2鉄緑会の仕組みを解説しておく。」
2024年3月24日(日)。 【2026年2月17日(火)記録】
新中1から鉄緑会に通う人も多いと思うので、中1-2鉄緑会の仕組みを解説しておく。鉄緑会の中身を調べずに忌み嫌う不思議な人もいるが、無知は良くない。理解してから忌み嫌うべし。
(1)進度について
鬼の速度とされるが、そんなことは全くない。サピックスαで戦ってきた中学受験生からしたら、数学は普通の速度(東進スーパーエリートの方がはるかに早い)。そして英語はのんびりすぎる。鉄緑会英語だけをいくら頑張っても、中3終わりまでに英検準1級に合格するとは到底思えない。
英語はのんびりすぎるのと、文法や和訳中心の大学受験英語なので、実用英語からは大きく乖離している。よって、実用英語を学びたい人は、All English環境を提供する他の塾(JPREPや早稲アカ)を掛け持ちすることが散見される。
(2)レギュラーコースについて
以下コース(=クラス)編成になっている。中2終了時点。
レギュラーA: 18名
レギュラーB: 18名
レギュラーC: 18名
レギュラーD: 18名(中1は無い)
オープン: その他約830名
レギュラーABDは平日、Cのみ土曜日。
校内模試を受験して「レギュラーを希望する」成績上位者から順に、鉄緑会から保護者に電話がかかってくる。基本的には先着順なので、電話にはすぐに出ないといけない。
電話がかかってきてレギュラー確定したら、この時点で数英のレギュラーは確定する(後述するが、数英両方ともレギュラーのクラス選択が必要なため)。72名を電話で調整するので、鉄緑会の学年主任は本当に大変だと思う。
レギュラーは数英の2科目合計とそのバランスから選抜されるが、クラスは「各科目の成績上位者」から、レギュラーA、B、C、Dを選ぶことができる。
ここで注意が必要なのは、土曜日のCが人気なこと。部活に影響されない為だ。故にレギュラーA資格があるのにCを選択する人は多い。セルフダウングレードである。
そして、一番勘違いされているであろうことは、「レギュラーよりもオープンを希望する」人が上位層に多い事実。戦記君の推定ではレギュラー資格の成績を持つ上位層の3-4割はオープンを選択している。これは、費用がレギュラーよりも若干安いのと、曜日選択の自由度が高いからだと思われる。これが、総復習テストで出現する「オープンコースにいる成績上位者」の実態。レギュラーコースの実力があるが、オープンにいるだけなので、「オープンコースの星」と勘違いしてはいけない。
レギュラーを希望する場合は、数英両方ともレギュラークラスを選択しないといけない。例えばレギュラー数学でAだから土曜日のCにしたが、英語がDなのでCは選べず、土曜日に固められないことも発生する。英語だけをレギュラーCにして、数学はオープン土曜日、という組み合わせはできない。
オープンは人数が多いのと、また不真面目な生徒も多く混ざるので、勉強に集中したい場合はレギュラーの方が環境が良い。
(3)鉄緑会の母集団の質
実は、最優秀男子の多くは、中2段階ではまだ鉄緑会には参画していない。そして男子が本気出すのは高2から。
他方、女子は男子とは異なり、最優秀層の大半が中1鉄緑会から参画している。男子が本気を出すのは高2くらいからなので、女子は中1からコツコツやらないと勝てない「いかに脱落しないかの競争」になっている。
これが何を意味するかというと、中学生女子で全力で鉄緑会のカリキュラムを努力しているのにレギュラーに掠りもしない場合、高校時代には更に厳しい戦いになるであろうということだ。
(4)鉄緑会の最大のメリット
数学も英語も進度は早くないのだが、それにも関わらず「ついていけない」場合は、早期に戦略変更が可能となる。インフレ著しい東大国医受験を諦めれば有意義な中高生活を送れるし、諦めなくても他のやり方、すなわち自学自習や他塾という選択肢を選択することができる。
(5)鉄緑会の最大のデメリット
成績不良なのに、プライドが邪魔して辞めることができず、ひたすら消化不良になるスパイラルに陥ること。
(6)結論
鉄緑会はペースメーカーであり、リトマス試験紙。まずは参画してみて、自分に合わなければ辞めれば良い。
★現時点の立ち位置:
①公文:数英国最終教材修了(中2/2024年3月)
②英検:1級合格(高1/2025年7月)










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