小4/公文:国語J65でそろそろ限界か?
2019年7月9日(火)、朝。
公文国語J65。1枚やるのに、30分は使ってしまったのではなかろうか。。
娘では歯が立たない。しかし、確かに難しい。題材は、「蜻蛉日記と更級日記」。
問題は、「筆者によれば、傍線部のように道綱母が物語の世界に傾倒・同化していったのはなぜですか」。
一言で言えば、「物語の他に自分を慰めるものがないから」なのだが、これを理解するには、以下を読み取らないといけない。
①かつて美しく、今は老いた道綱母というファクトの認識。
②自分を慰めるという気持ち。
③(文章に書かれていないが)物語くらしいかなかったという時代背景。つまり、写真もビデオも無い世界。
・・・娘は上記①は認識していたが、②の気持ちが読み取れない。そして、③に対する考察もできない。
結論として、そろそろ娘の限界に到達しているようです。
ちなみに、公文の模範解答は以下の通り。
=quote=
人生の花の時を虚しく過去のものとしたやるせない悔恨、深々とした諦観の心を慰めるものは、物語を措いてなかったから。
=unquote=
しかし、この解答も分かり辛い。そもそも「措いて」は小4には読めない。せめて、以下にしてくれないと解答をみて見ても理解できない。
「人生の花の時を虚しく過去のものとしたやるせない悔恨、深々とした諦観の心を慰めるものは、平安時代には物語くらいしか存在しなかったから。」
・・・さて、どうしようか、公文国語J。続けるか、卒業すべきか。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学J(=高校基礎)/上位0.2%【2019年01月29日から】
②公文:国語J(=高校基礎)/上位0.5%【2019年05月07日から】
③公文:英語D(=小4)【2019年06月25日から】
④算数:塾カリキュラムでオントラック
⑤語彙:言葉ナビ上下+ことば1200+漢字の要
⑥漢字:小4を深堀り完了、宝物を探す日々
ディスカッション
コメント一覧
1.「措いて」は本文にルビ付きで出ているため、読めないはずがありません。それは本文を読んでいないことを意味します。
2.「筆者によれば」という限定での解答作成なので、③の考察はむしろ解答として記入してはいけないと思います。そのようなことは本文には記載されていません。
(センター試験などでは典型的な「思い込み」の誤答例だと思います)
3.③の考察ですが、道綱母は紫式部などより少し前の時代の人、物語「しか」ないのでそこに逃げ込むしかなかった、というのはいささか見当違いではないでしょうか?他にも没入できる可能性のあるものはあったが、物語以上にのめり込めるものはなかった、だからこそ「物語を措いて」という表記を用いたのではないでしょうか?
通りすがりで失礼しました。
>通りすがりの人さん
ありがとうございます。記事にさせて頂きます。