ヨンデミー:中学受験サピックスの理科・社会のテキストの特徴①

2021年04月(小6)

2021年4月28日(水)。

 

週末に、ヨンデミーさんとディスカッションした内容を記録しておきます。

 

テーマは、「サピックスの理科・社会のテキストの特徴」です。

 

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戦記:「そういえば、ヨンデミーさんは最近、中学受験での大手塾の理科と社会のテキストを分析されていましたよね。なんとなく、サピックスのような(笑)。」

 

 

笹沼さん:「はい、サピックスです(笑)。サピックスの小5のテキストを分析した結果、かなり面白い結果が出ました。ヨンデミーでは本のおすすめをするときに、その本の難易度を数値化していますが、サピックスの理社のテキストの難易度がとても高かったんです。どれくらい高かったかというと、いわゆる大人向けの文庫本だったり、児童書の中でも一番難しい部類に属する『ゲド戦記』とか、そういった本はYL(ヨンデミーレベル)で55とかの数値になるのですが、サピックスの小5テキストはYLで60とかを超えていました。つまり、大人向けの本よりも難しい文章が含まれているということが、今回判明しました。」

 

 

戦記:「なるほど。娘の中学受験を通じて小5サピックス生時代を振り返っても、たしかに理社のコラムはなかなか高いレベルの文章だなと考えたことがありますが、そんなにレベルが高かったんですね。」

 

 

笹沼さん:「読書に慣れていないお子さんですと、コラム系の文章を読むのは厳しいと思いました。特に、小5サピックスの理科のコラムは、素通りして読んでいないお子さんの方が多いのではないかと思います。もちろん授業中に解説されているだろうとは思うのですが、一人になったときに、コラムの文章が難しすぎて読めないんです。つまり、塾としてはインプットをしていても、それを受け止めるお子さんの読解力が追い付いていないと、受け止められないのではないかと思いました。」

 

 

戦記:「読んでいないお子さんの方が多いかもしれませんね。」

 

 

笹沼さん:「はい。理科とか社会のテキストをそもそも読めていなくて、授業中に聞いたこととか黒板に書かれたことのみがインプットになっている可能性はあると思います。保護者の方からは見えづらい世界ですが、このような状態になっているお子さんは多いはずです。」

 

 

戦記:「中学受験界ではサピックスは大量のプリントと情報で有名ですが、これが与えられていても、どこまでお子さんが読めていて、内容を理解して吸収しているか、は分からないということですね。そもそもインプットされていることを吸収できていなければ、理科の本質は学べませんし。理社で成績不振の場合、そもそも親からしたらその原因が、読めていないことかどうかも分からないということかもしれませんね。」

 

 

笹沼さん:「サピックスはもともと量が多いのに、それが有効なインプットになっていなくて、記憶に残らないわけですよね。そして未消化というか、未読の部分が増えてきて、復習サイクルがうまくまわらず破綻していく、ということが多発していそうです。」

 

 

戦記:「小5以後の娘のサピックスライフを観察していて思うのですが、理科についてはそれなりの時間を割いているのですが、けっこう時間かかるのが現実です。つまり、サピックスのテキストを読むだけでも時間がかかります。となると、読書スピードも大事になるのだろうなと思いました。のんびりとサピックスのテキストを読んでいたら、そもそも終わらない量ですし。読むのが遅いお子さんは、コラムなんかもすっ飛ばしている可能性が高いですね。このあたり、他の中学受験ブロガーさんの御意見も聞いてみたいところではあります。」

 

 

笹沼さん:「授業では分かりやすく説明されているのでしょうけど、授業ではポイントごとに解説されているはずなので、講師の方も細かいところまでは教えきれないんですよね。よって細かい部分や裏にある繋がりの部分については、テキストを読んで自分で学んでいくということが求められることになります。読書量不足に伴う語彙力の不足、そして読むスピードが遅いというのは、こうした大手塾の授業についていくという観点からはハンディキャップになってしまうように思います。」

 

(続く)

 

 

 

 

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Posted by senki