小6/歴史:「歴旅」さんとのコラボ (7) 2019年桜蔭中社会より 江戸時代の海外⑥

2021年09月(小6)

2021年9月30日(木)。

 

 

歴旅-中学受験難関校へのぶらり旅-」さんに娘向けの家庭教師としてコンテンツを製作頂き、それを2022年組に開放するプロジェクトです。みんなで歴史に強くなりましょう!

 

しばらく前に歴旅さんと話をしてコンセプトを決めましたが、「学力の上限が存在しない開成・桜蔭・渋幕の合否を分ける社会の1問に特化」した形で分析頂くことにしています。

 

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■2019年桜蔭中社会

 

問17 下線部⑳に関連して、江戸時代の外国との関係について、内容に誤りがある文を次のあ~えから1つ選び、記号で答えなさい。

 

あ 徳川家康は日本船の海外渡航に際して朱印状を与えるなど積極的に貿易を進めたため、ルソンやカンボジア、シャムなどには日本人町が作られた。

 

い 徳川家康はポルトガル船の来航を禁じた後、オランダ商館を出島に移し、オランダとの交易を認めた。

 

う 幕府は、オランダ商館長が毎年のように提出していたオランダ風説書により、外国の情報を得ていた

 

え 江戸時代には、ペリーが来航するまで、オランダと琉球以外に正式な国交を結んだ国はなかった。

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=quote=

西郷隆盛が戦端を開くことに成功し、幕府軍は戦わざるを得なくなります。裏では武器を供給しまくっている欧米の影がちらちら。これってインドとか中国で起こっていたことと同じなんです。

近隣諸国で紛争を起こさせ、憎しみの火種を蒔く。そこに武器を供給する。敵側にも供給する。そうすると何でも売れる状態になりますね。武器でも食料でも薬でも包帯でも。

最後にはフランスの裏にもイギリスがいることに気づき、支援しているふりして日本だけ踊らされている、ということに気づいた15代将軍徳川慶喜。戦うことをやめるんです。それで降伏するんですが、国内内情としてはそれだけでは収まりがつかない。敗軍の将は基本打ち首です。

戦えば勝てるかもしれないのに、自分自身は死ぬ覚悟で、日本全体が死ぬようなことは起こさせない。

 

徳川慶喜、漢≪おとこ≫ですね。

 

これがリーダーの決断ではないでしょうか。

=unquote=

 

英断だったと、僕も思います。しかし、この判断の視点は一国のトップに立った人間にしか、当時は分かりえなかったようにも思います。

 

 

 

 

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①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KI/上位5%【2021年8月6日から】

 

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Posted by senki