スタディコーチ:鉄緑会指定校出身コーチへの取材(②桜蔭→東京大学理科二類2年生)

2022年08月(中1)

2022年8月31日(水)。

 

中学受験で目指す一つのゴールが、鉄緑会指定校への合格。その鉄緑会指定校生の強力なパートナーとなるのが「スタディコーチ」。

 

 

 

 

 

憧れの第一志望校で深海魚生活。そんなの嫌ですよね。種々研究していると、中学受験終了を始点として中学校生活を円滑にスタートする場合、各学校の「個性」を認識しておく必要があります。というのも、各校の中身は驚くほど違うためです。中学受験をしている最中は、志望校の偏差値とブランドの先入観を持つために中身は良く見えないのですが、実際に通う現実に直面すると、その個性を理解しておく必要があると考えます。

 

僕も娘の進学先の個性についてはじっくり研究できるのですが、他校について把握するのは難しい(当然だが)。とはいえ、「教育投資と資産運用」がこのメディアのテーマなので、せめて鉄緑会指定校14校の個性については理解を深めたい

 

以上を理由に、趣味の資産運用益を原資に、スタディコーチに在籍する鉄緑会指定校→現役東大生に取材活動を開始しました。

 

第2回目は、桜蔭です。

 

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戦記:「初めまして!戦記と申します。」

 

Iさん:「こちらこそ宜しくお願いします!」

 

戦記:「早速ですが、桜蔭での6年間のご経験として、桜蔭出身者で、学力的に成功する人と、そうではない人の違いは何でしたか。」

 

Iさん:「そうですね、漫然と授業を受けるのではなく、自分の目標を定め目的意識を持っているか否か、が大事だったと思います。桜蔭は学校側から課せられる課題や受験計画が比較的少ないため、志望校を見据えて自分から行動を起こせる人の方が、学力が上がりやすい環境だったと思います。私は中学から何教科も塾に通うといったことはありませんでしたが、自分の必要に応じて学校の授業、塾などを活用していました。でも、私は鉄緑会は選びませんでしたが。あとで理由は説明しますが。」

 

戦記:「なるほど。差がつく時期はいつですか。中学時代からしっかり勉強しておくべきでしょうか?」

 

Iさん:「差がつく時期が明確にあった訳ではありませんが、高2で文理の選択授業となり、進路相談の機会も増えた頃から意識が芽生え、高2の終わりごろから高3になる頃には受験生として気を引き締めていく空気感がありました。

 

桜蔭は中高で完結するカリキュラムなので、中学ではいきなり進度が早いと感じるかもしれません。受験対策をするのも良いかもしれませんが、個人的には学校の授業のペースに慣れつつ基礎をしっかり身につけることをおすすめします。あまり受験を意識していなくても、中学時代に身につけた基礎知識は意外と入試レベルまで役に立ちますので。」

 

戦記:「桜蔭から東大を狙う場合、何に注意をすべきだと思いますか?」

 

Iさん:「桜蔭は、とにかく東大や有名医学部への進学者数が多いので、周りとの差にプレッシャーを感じたり、逆に環境に染まって油断してしまうことがあるかもしれません。とはいっても、東大進学者は学年の1/4〜1/3程度ですので、慢心したり過剰に怯えることなく、単純に手が届くかもしれない目標だと思って努力することが大事かなと思います。私も成績は学年の真ん中ぐらいでしたが、東大に目標を絞って学んだことを身につけていったら、合格することができました。」

 

戦記:「コーチとして中学生、高校生を指導していて、「鉄緑会指定校」に通う生徒の共通課題は何だと思いますか?この質問は、私がコーチの方々に共通して質問をさせて頂いていることなのですが。」

 

Iさん:「鉄緑会指定校という概念を今初めて知ったのですが、おおまかに上位難関進学校という雰囲気でしょうか?」

 

戦記:「、、、流石、桜蔭。。周りの学校と比較しないから、そもそも鉄緑会指定校であることも意識しないのですね。。」

 

Iさん:「桜蔭から鉄緑会に通っている友人を見ていると、やはり、多少なりとも「東大に受かるべき」という空気感やプレッシャーが付きまとってしまうものなので、中高生にはあまり周りの声に惑わされずに自分のやりたいことを大事にしていって欲しいなと思います。」

 

戦記:「鉄緑会に通っていれば、東大に誰でも合格できると思いますか?」

 

Iさん:「指定校から入塾できて、その学校でもそこまで合格者が多くないと考えると、落ちる人も普通にいると考えるのが自然だと思います。私が友人から聞く限りにおいては、鉄緑会は教師自作の教材がとても良く、現役の優秀な東大生や対策を知り尽くした先生が教えてくれるので、ひとつの選択肢としては良いと思います。とはいっても、課題やノルマが厳しいイメージなので、課せられた勉強をこなせる生徒には向いている印象です。」

 

戦記:「つまり、鉄緑会に通っていなくても、東大に合格はできますかね?」

 

Iさん:「私は鉄緑会に行かずに合格しましたし、私の周りにもそのような人はたくさんいます。先程書いたように、鉄緑会は課題についていけないとしんどいと思うので、自分でペースを作って好きな教材で勉強したい人は他の塾を選ぶのが良いと思います。」

 

戦記:「確かに、娘を見ていると、自分のペースで勉強をしたい人には、鉄緑会のスケジュールは過密かもしれません。」

 

Iさん:「とはいっても、塾に行かずに東大に合格する人もいますが、ほんのひと握りです。私は鉄緑会ではなく、Z会に通っていましたが、どの先生のどの授業が良いか、体験してから自由に受講できるのが魅力でした。塾側からの縛りもほとんどなく、自分で好きなように計画を立てて勉強できました。」

 

戦記:「難関の中高一貫校の生徒が、現役東大生コーチにコーチングしてもらう場合、どういうメリットがありますか?」

 

Iさん:「まず、コーチ自身の合格体験がとても役に立つ参考になります。熟練の予備校の先生のように「誰にでも当てはまる一般的ノウハウ」があるわけではありませんが、ひとりの中学生、高校生が東大を目指すにあたってどう考えどう試行錯誤したかという、等身大の体験談、が聞けるメリットは大きいと思います。

 

また、東大レベルの問題をたくさん解いてきているコーチであれば、多くの問題に対し解法だけでなく向き合い方や理解の仕方を示すことができます。私自身生徒さんに問題の解説をするときは「問題のどこに注目し、どういう思考の流れで解くか、次間違えないために何を身につけるべきか、この問題で分かった弱点は何でどう対策できるか」を示しつつ一緒に考えることを心がけています。

 

東大生であれば様々な一貫校それぞれの特徴やそこから合格の流れを知っている、知ることが出来る環境にいる人は多いです。特に同じ学校出身のコーチであれば学校の進度を最後まで理解しつつ、それに合わせた計画を立てられるというメリットがあります。」

 

戦記:「なるほど、やはり同じ学校の卒業生と現役生で会話をすることは、意味がありそうですね。本日は取材の機会を頂き、ありがとうございました!」

 

Iさん:「こちらこそ、ありがとうございました!」

 

以上

 

 

 

 

 

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Posted by senki