スタディアップ:「時事問題ターゲット2021」 vs. 「サピックス重大ニュース2021」
2020年12月6日(日)。
今週届いた、スタディアップの「時事問題ターゲット2021」。サピックスの「2021年中学入試用 サピックス重大ニュース」と何が違うのか。実際に読んで分析をしてみました。
(1)ページ数
①スタディアップ「時事問題ターゲット2021」:37ページ
②サピックス「重大ニュース2021」:157ページ
どちらも同じA4サイズですが、ページ数にこれだけの違いがあります。サピックスは膨大な情報量で文字も細かい。スタディアップは、文字も大きく試験に出る問題を絞っています。スタディアップは実質的に前半のp.8-21が問題で、後半は繰り返し書けるように、前半戦の問題を空欄にしているものです。
(2)重さ
①スタディアップ「時事問題ターゲット2021」:124g
②サピックス「重大ニュース2021」:497g
サピックスが圧倒的に重い。スタディアップは軽い。上記(1)も考えると、スタディアップとサピックスの情報量の差は1:10くらいだと思います。スタディアップは「出題される問題の予想(且つ、受験生ならば絶対に落としてはいけないものに絞っている)」であるのに対して、サピックスは「網羅的な辞書」と言う印象です。
(3)形式
①スタディアップ「時事問題ターゲット2021」:問題形式に特化
②サピックス「重大ニュース2021」:詳細解説と思考力系問題
形式が全く違います。たっぷり時間があり、時事の読み物として読むならばサピックスが良いと思います。しかし、そんな優雅な時間は無く、残り少ない時間で社会の時事問題での得点力を効率的に上げたい、と思う人は、少なくともサピックスのテキストをやるのは賢明ではありませんね。時間切れになるか、消化不足になると思います。スタディアップは、拍子抜けするくらい、問題が選抜されています。
(4)内容
①スタディアップ「時事問題ターゲット2021」:2時間くらいやれば完成しそうな内容
②サピックス「重大ニュース2021」:最低でも1週間かかると思われる内容
短時間でサピックスを全部読めて、暗記できる人は、スタディアップは不要だと思います。情報量が10倍は違いますから。しかし、小6の12月になって、そんな悠長なことをできる受験生はそんなにいないかと思います。そもそも、社会の時事問題の配点って、どれだけ高くても10点くらいではなかろうか(1-2問)。それを網羅的な学習として、時間投資をするのは厳しいのではないか。
(5)結論
①スタディアップ「時事問題ターゲット2021」:点を取りたい人向け。本番の入試問題で、時事問題で落としてはいけない問題を、最短時間投資で確保したい受験生に良いかと。
②サピックス「重大ニュース2021」:暇な人向け。小6の12月が暇で、教養も含めて知識の幅と深さを追求したい受験生向け。
尚、サピックスの使い方で注意すべきは、各論に入り込んで大事なことを見失いやすいことかと思います。スタディアップは、アメリカの時事問題を20行に纏めているが、サピックスは小さい文字で4ページくらい割いています。サピックスは量が多いのだが、、、大事なことが抜けていたりします。
1つ実例を挙げると、以下の通りです。
=quote=
スタディアップ「時事問題ターゲット2021」p.18
【トランプ氏の政治方針】雇用を取り戻し、アメリカの利益を最優先するアメリカ・[xx]の政治を宣言。
(答え:ファースト)
=unquote=
サピックスには膨大な情報量が記載されているが、トランプの最も本質的な政治方針である自国第一主義、すなわち「トランプ=アメリカ・ファースト」が書かれていません。え?マジ?そんなの嘘でしょ?と思いますよね。僕も見落としているのかもと思って、サピックス重大ニュースを5回読んでみたが、見つかりませんでした。本当に書いていないっぽいのですよ。中学受験生がトランプ時代の政治方針で知るべき一丁目一番地の「アメリカ・ファースト」が。僕の見落としかもしれませんので、書いてある場所が気が付いた方がいたら、教えて下さい。
他にも、同様の事例がありますのでご注意ください。
(6)理想的な使い方
以下でしょうね。
①スタディアップ「時事問題ターゲット2021」に2時間くらい投資する。これで、受験生として絶対に落としてはいけない時事問題をカバーできる。スタディアップがカバーしていない問題は、他の人も落とす可能性が高い。よって、あまり気にしなくて良いと思われる(差にならないから)。
②サピックス重大ニュースの予想問題を解く。これは4時間くらいはかかる。しかし、思考力系問題もあるので良い。
③サピックス重大ニュースの説明部分を読む。但し、これはさほど時間投資をしなくても良いと思われる。大人でも知らないことばかりだから。ここに時間投資して良いのは、暇な小6受験生か、小4-5だと思います。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語III/上位20%【2020年10月17日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック
④語彙:パス単準2級+言葉ナビ下巻
⑤漢字:小5の深堀り中









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