新小6/雑考:低学年サピックス(現新小1~3)のテストで悩んでいる方への処方箋案

2021年01月(新小6)

2021年1月17日(日)。

 

中学受験市場においては、"トップ層"の勉強方法とか内容がブログに書かれ、目立つことが多いと思います。いろいろな塾があるのでトップ層の定義は難しいのですが、サピックスでいうならば、「恒常的にサピックス組分けテストのメダリスト(=上位3%)」とでもしておきます。小5~6のサピックスのメダル基準は上位200位であり、これならばどこの校舎に行ってもα1-2は確定するので、200位/7,000名として「上位3%の世界」です。低学年でも上位3%位に安定的に入っていれば、トップ層だと思います。

 

これら「上位3%のトップ層」は、勉強方法に悩むことは無いと想像されます。どんどんやるだけでしょうから。

 

問題は、娘も住んでいる「残り97%の世界」です。SenkiChatでいろいろな学年の方から、新小2~4の1月組分けテストの匿名本音レポートを頂いているから分かるのですが、サピックスの組分けテストについて、悩んでいる方が多いですね。ということで、処方箋案の一つとして、以下を纏めておきます。やり方は一つではありませんので、何かの御参考になればと思います。

 

 

(1)まず受験すること

クラス落ちの恐怖を考えて、受験を回避する方も一定数います。特に夏休み前。夏をどのクラスで過ごすかは大事なので、気持ちは分かるのですが、問題を先送りするだけだと思います。よほどの理由が無い限り、組分けテストは受験した方が良いと思います。尚、「体調が悪い」場合は、受験してはいけないと思います。結果が悪かった場合、体調が悪かったからなのか、それとも課題山積なのか、分からなくなるからです。娘もこの理由で、過去に1回テストをパスしています。

 

 

(2)受験後は自己採点しないこと

お子さんが全力で勝負してきた結果です。テスト受験後に解き直す意味は、ほぼないと思います。なぜならば、一旦忘れて貰わないと、課題抽出もできないからです。また、サピックスは国語の記述の自己採点が難しかったり、漢字の採点基準が厳しいので、自己採点の精度を出すのは難しいです。そしてなによりも、全体の順位は平均点でかなり左右されますから、クラスの結果も分かりません。

 

よほどメンタルが強い親御さん以外は、自己採点の結果が悪い場合、結果速報の発表までの約1週間を前向きに使うことは厳しいのではないでしょうか(お子さんに冷たく当たったりしていませんか?)。僕はそれほどメンタルが強くないので、自己採点はしないようにしています。受験後は、問題用紙をみることすらしません。

 

 

(3)結果速報を知ること

成績もさることながら、最優先事項は、採点後答案を印刷して、問題用紙に×を書き入れることだと思います。これで課題が明確になります。

 

 

(4)解き直すこと

低学年は2科目、小4以後は4科目です。各科目ごとに注意すべきは、以下点だと思います。

 

①算数

大問1-2で何問間違えているか、が大事な指標です。これは日々の算数基礎トレで、10点満点を軽く10連勝できるような精度がないと、数問落としていると思います。そして、これが取り切れないから「残り97%の世界」にいることになります。算数基礎トレで、10-15分で確実に10点満点を取り切る勉強方法を確立しないと、偏差値は上がっていかないと思います。

 

そして、最後の大問2問ですが、これが解けていない場合は、

 

a) そもそも挑戦できていない(=それまでの問題に時間を費やして、時間切れで対応できなかったのか)

 

b) 作業をして対応したが最初の一手を繰り出せなかったのか(=解法に至らない)

 

c) どこかで作業ミスをして正答に至らなかったのか

 

の峻別が大事だなと思います。これは、「フレッシュな頭で時間無制限で解き直しをさせてみる」ことで検証が可能だと思います。このやり方をするためにも、テスト直後の自己採点や解き直しは避けた方が無難だと思います。

 

 

②国語

問題用紙が作業されておらず、鉛筆での書き込みが少ない場合は要注意です。なぜその選択肢を選んだのか、これが論理的に分からないような問題用紙の書き込みならば、改善する余地がたっぷりあることを意味します。

 

記述問題については、模範解答とお子さんの答えの差分分析が大事になります。模範解答を模写し、なぜ差分が発生しているのかを分析してもらうことが大事だと思います。

 

 

③理科

知識不足で間違たのか、それともその知識を前提とした論理展開で間違えたのか。この峻別が大事です。

 

 

④社会

これも理科と同じですが、社会の方が正確に暗記しているかの要素が大事になると思います。

 

 

(5)正答率の考え方

正答率を見て捨てて良い問題は、「算数の5%未満」だけかな、と思います。この問題を時間制限で解いても対応できず、解説をしてもお子さんが理解できなければ、捨てても良いと思います。そのかわり、数か月後に再挑戦してみることをお勧めします。これで、成長しているかどうかが分かりますので。

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JI/上位10%【2020年12月8日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック
④語彙:パス単準2級+言葉ナビ下巻
⑤漢字:小5の深堀り中

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

 

Posted by senki