小6/雑考:「開成、桜蔭、女子学院…「超難関校」の入試問題に起きている大変化」
2021年1月17日(日)。
プレジデントオンラインの記事が、妻から転送されてきました。
=quote=
開成、桜蔭、女子学院…「超難関校」の入試問題に起きている大変化
「大学入試改革」の影響がここにも
PRESIDENT Online
西村 則康
プロ家庭教師集団「名門指導会」代表/中学受験情報局 主任相談員
=unquote=
僕は西村氏の本もある程度読んでいるし、参考にさせて頂いていることもあるのですが、西村氏はオンライン記事だと疑問が多い内容が多いのですよね。2018年9月の「タワマン上層階の子「成績は低迷」の理由」はいろいろとツッコミどころが多い記事でした。
今回も僕なりに疑問を持った箇所が多いので、記録しておきます。
(1)疑問を持った箇所
①「また、医学部進学が多い、女子最難関校の桜蔭中の算数入試といえば、膨大な量の問題をいかに早く正確に解けるかという処理能力の高さが求められていたが、ここ2~3年で思考力を問う問題も見られるようになった。」
→こちら、桜蔭と女子学院を間違えていませんかね?桜蔭を女子学院で置き換えると、しっくりくるのですが。
②「同じく女子難関校の女子学院中の国語入試は、これまで記述はほとんどなかったが、昨年度の入試では表現力を問う記述問題が出題された。」
→「これまで記述はほとんどなかった」って本当ですかね。たしかに2020年女子学院の国語では、大問1(5)と大問2(10)が記述分量がそれなりに多い。2019年は国語は版権の関係で有名中に収録されていないから分かりませんが、2018年女子学院国語の大問1(4)、(7)、大問2(3)、(8)はガッツリ記述する内容だが。2014年まで遡って女子学院の過去問をみても、記述問題も数問ずつ出ています。
③「多くの受験生は、大手進学塾の指導の下、受験勉強を進めていく。すると、大量の暗記やパターン学習が身についてしまい、今の時代に必要とされる思考力や判断力、記述力を養うことができない。だが、学校が求めているのは、それらの素地を持った子供たちだ。なぜなら、そういう子は物事に対して興味・関心を持ち、自ら考え、学ぶ姿勢が備わっているから。」
→「大量の暗記やパターン学習が身についてしまい、今の時代に必要とされる思考力や判断力、記述力を養うことができない」と断言するのは、なかなか凄いですね。
④「そして、そういう子こそ、新しい大学入試では強く、結果、学校の進学実績にもつながっていく。これからの中学受験に思考力や記述力が求められるようになることは、塾側ももちろん分かっている。だが、これまでの指導をガラリと変えるのは、現実的に難しい。塾で学ぶ知識量は若干減るかもしれないが、大きくは変わらないだろう。それならば、どのように受験対策をしていけばよいのか?」
→サピックスという塾は、思考力とか記述力を相当鍛える場所でございまして・・・。
(2)同意する箇所
①「子供は自分が経験したことや実感したことがなければ、思考をめぐらせたり、自分の考えとして表現したりすることができない。そういう点においては、これからはますます幼児期の過ごし方が重要になってくるだろう。早期教育に走るのではなく、身体を使った遊びや、視野の広がる経験、語彙ごいを広げる家族の会話を大切にしてほしい。それらが思考力や表現力を育む土台となるからだ。」
→こちらはその通りだと思います。
(3)2018年9月のタワマン記事と今回記事を読んで思うこと
令和時代の中学受験を生きる僕の視点でみると、西村氏は「昭和時代にはまだ残っていた自然が豊かな環境での、のびのびした幼少期の実体験」を重視されていらっしゃるのだろうな、と思います。警鐘を鳴らすことは良いと思うのですが、理想像に反するもの、具体的には「タワマン」「早期教育」「インプット中心の大手塾カリキュラム」には否定的なスタンスのようです。否定的なのは良いと思うが、断言してしまって良いのですかね。。
現実には、令和時代の中学受験は、西村氏が描く理想郷とは無関係に、どんどん変質(=進化かどうかは不明)しているように思います。リアルタイムで新小6の中学受験生を持つ僕としては、「変化する環境に合わせて適応していく」というスタンスを取るのが最適解なのだろう、と考えるに至りました。その意味において、今回の西村氏の記事も参考にさせて頂きました。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JI/上位10%【2020年12月8日から】
③算数:塾カリキュラムでオントラック
④語彙:パス単準2級+言葉ナビ下巻
⑤漢字:小5の深堀り中








ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません