小2/読書/183:『アンの愛情(下)』(モンゴメリ)
偕成社文庫。247ページ。
①どんなお話?
②どう思いましたか?
③主人公ならば?
(それぞれ原稿用紙2行=40字以内)
娘:「①アンがレッドモンド大学に通うお話。②おもしろかったです。パティーのおうちはとてもしずかですてきだったからです。③レッドモンド大学に行ってみたい。」
・・・実に面白かったのは、以下会話。
僕:「で、結局、アンとギルバートは結婚したの?しなかったの?」
娘:「結婚していない。」
僕:「へえ、そうなんだ。(まだ読んでいないので、最後の数ぺージだけ読んで)なるほど。では、これから結婚するだろうか、しないだろうか。」
娘:「二人は仲良さそうだから、結婚すると思うけど、分からない。」
最後の4行は以下の通りです。
=quote=
ギルバートはアンを抱きよせると、接吻した。それからふたりは黄昏のなか、婚礼の王国の愛の冠をさずられた王と王女として、なんともあまい花ばなにふちどられた、まがりくねる小径をたどり、希望と思い出の風が吹きぬける野原を越えて、いっしょに家路についた。
=unquote=
オッサンの嗅覚には、結婚の雰囲気しか感じない。
僕:「接吻ってなんだけ知ってる?」
娘:「分からない。」
僕:「なるほど。そういうことか。セップンとは、キスしたということだよ。」
娘:「あ、だったら、二人は好きということだね。」
今回の会話から判明したこと。
①語彙力が無いと文章が分からない。
②文学的な表現になっていると、その心情を読み取れるだけに成熟していないと、字面を追って終わりになる。つまり、読み取れない。
・・・これにて、娘が読みたがっていたアンシリーズの重要部分を終えたことになります。判明したことは、漢字が分かるから読書できるという仮説は正しいのだが、大きく学年を超えた読書には無理があること。
公文の推薦図書を目安にすると、小3~4相当くらいが感情移入して読めるレンジかもしれないと考えるに至りました。小5はギリギリ。小6は「読めない」と考えたほうが良いみたい。
小6までの漢字学習を終え、そしてこれまで183冊を読んできましたが、今後読書のやり方を大きく変更したいと考えます。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:上位7%【2017年10月確認テスト】
②公文数学:G教材(=中1)【2017年3月24日から】
③公文国語:FI教材(=小6前半)【2017年9月24日から】
④漢字検定:5級(=小6)【2017年10月15日に5級合格(自己採点)】
⑤トップクラス算数徹底理解編:小2【2017年8月4日から】
⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】
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