小6/記事レビュー:「「文京区は2人に1人」都心に住む親子が中学受験に必死になる本当の理由」

2021年06月(小6)

2021年6月14日(月)。

 

この記事レビュー系は、僕も書いていて面白いですね。僕が読んで「記録に残す価値が無い」記事は取り上げませんから。『桜〇戦記』だけ読んでいれば、僕が捨てた情報は見なくて済むことになります。

 

・2021年6月14日:プレジデント「「文京区は2人に1人」都心に住む親子が中学受験に必死になる本当の理由」

 

西村則康さん、良いことを書いていらっしゃいます。記事が全般的に良質なので、一読する価値があります。

 

とはいっても、突っ込むところは多い印象です。

 

=quote=

本当の理由は「自分の子だけ損をさせたくない」

しかし、私はこれらの3つの理由は後付けであると考える。今の親たちが中学受験をさせたがる本当の理由は、「自分の子だけ置いてきぼりにされたくない」からだ。今の時代は、良くも悪くも情報で溢れている。中学受験のサイトを見れば、首都圏では中学受験をするのは当たり前で、しないという選択をする余地はない。そんな情報を目にして、もし「しない」という選択をしたら、この子の将来はどうなってしまうのだろうと不安が募る。「しない」ことによって、この子が将来損するかもしれない。そうなったら、かわいそうだ。「損をさせたくないから受験をさせる」というのが、今の時代の中学受験だと感じる。

=unquote=

 

・・・いや、それは無いですね。中学受験をする層は、「中学受験をしない、という選択肢を考えたことすらない」層が大半を占めると思います。

 

だって、おかしくありません?

 

「世の中に中学受験という選択肢があることを、子供が小学校に入った後に初めて知りました。自分自身は中学受験は経験していないし、大学生活、社会人生活を通じて、自分の周りには中学受験の経験者はいなかったように思います。しかし、インターネットを通じて中学受験のことを知り、我が子には損をさせたくないから受験をさせようと思います。」

 

という御家庭はゼロではないでしょうけど、、、マジョリティを占めるとは思いません。

 

記事において、文京区 46.1%、港区 44.6%、中央区41.2%、、、といういつもの中学受験率の表が出てきますが、当該区の[xx]と世帯年収との相関関係を調べてみれば良いと思います。単純に、[xx]→世帯年収→中学受験率、という構造だと思いますよ。

 

経済格差が小学生の教育機会に直結している現状は、小6サピックス中学受験生の保護者として見ていて疑問に思います。なので、僕はカタリバさんに寄付しています。

 

 

 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語JII/上位6%【2021年4月9日から】

 

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Posted by senki