小6/記事レビュー:Yahoo「「言われなくても自分から勉強する子」の親がしている習慣」
2021年8月15日(日)。
・2021年8月15日:Yahoo「「言われなくても自分から勉強する子」の親がしている習慣」
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「自分から学ぶ子の親」は何をしている?
受験生の親御さんで、この記事を読んでいらっしゃる方も多いと思います。大学受験に限らず、勉強する当事者である子どもに対して親がすべきこと、すべきではないことは何だと思われますか?
読書猿:できることはあまりないですね。親に限らず、大人たちが若い人を勉強に導くことに失敗するのは、自分だってできれば避けて通りたいと勉強のことを考えているからです。
そういう意味では、大人自身が何かを学ぶのが一番だと思います。若い人は、大人が何を語るかではなく、実際にどうしているか、その行動を見ているのですから。学ぶことがどれくらい楽しく、役に立つ体験であるのか、手本を示すわけです。分からないことがあったり、勉強していて困ったら、現役の学生である彼らに教えを請えばいい。若い人は教えられるのにはうんざりしてますが、自分が教える立場に立つのはまだ新鮮に感じるはずです。
多分、多くの大人たちは、自分は若い人よりも経験とか知識をたくさん持っていて、何か与えることができるはずだと、無自覚に思っている。でも本当に必要なのは、与えることではなく受け取ることであり、答えというより問いの方なんです。
何故なら、コミュニケーションは必ず双方的であり、他人に影響を与えるために人ができる最善のことは、相手から何かをちゃんと受け取ることだからです。
田中:「大人自身が何かを学ぶのが一番」と聞いて思い出しました。私は中学受験指導塾で働いていたことがあるのですが、そこで聞いた「将来自分にも家族ができたら実践したいな」と思ったことを紹介します。
1件目は、毎日夕食後に家族全員で1時間本を読む、というものです。当時小学4年生の女の子が「先生、聞いてください! 今日学校のお友達に『おまえんち、変だぞ』って言われたんですけど、これって他の家でははやっていないんですか?」と打ち明けられました。お父さん、お母さん、お兄さん、そしてその女の子それぞれが毎日夕食後に小一時間、好きな本を読むのだそうです。そしてその後、「今日読んだところにはこんなことが書かれていたよ」と語り合うのだそうです。素晴らしいじゃないですか。
読書猿:ほんとに! おかしいどころか、理想的ですね。
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『独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』の著者である読書猿氏の対談です。
赤字部分について、ヨンデミーが認識する世の中の課題について、的確に指摘していると思いました。
・2021年1月20日:ヨンデミー:現役東大生開発の「AI司書」への取材(総集編)
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笹沼さん:「では、どこで子供たちが読書の楽しみ方を知るかと言うと、家庭なんです。」
戦記:「塾でも教えてくれませんしね。」
笹沼さん:「はい。学校でも塾でもない、家庭なんですよ。とはいっても、親が読書好きでその本の楽しさを上手にお子さんに伝えられる親御さんだったら良いのですけど、もし親が本を読まなかったら、親が読書好きだったとしてもし親がお子さんに本の楽しさを伝えるのに苦戦していたら、お子さんが読書を楽しむきっかけを得られないことになります。これが、現代社会が抱える一番の構造的な問題だと思います。」
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★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KI/上位6%【2021年8月6日から】
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