小6/記事レビュー:Yahoo「「中学受験塾には低学年から入れたほうが合格しやすい?」」
2021年11月2日(火)。
・2021年11月1日:Yahoo「「中学受験塾には低学年から入れたほうが合格しやすい?」」
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■塾に早く入れたほうが合格しやすい、という法則はない
安浪:この方はある意味、恵まれた環境にいますよね。通える塾がたくさんあるんですから。地方では電車に1時間乗って通える塾が一つだけ、というところが普通です。
矢萩:僕は神奈川出身なんですが、1時間電車に乗って通っていていました(笑)。まず言いたいのは、お友達が小1から塾に通っているからといって焦る必要はないですよ、ということ。
安浪:そうそう。塾に早く入れた方が合格しやすい、といった法則はないです。むしろ、低学年に模試で上位にいた子がそのまま6年生まで上位をキープして合格しました、という子は少ないかもしれない。実際は3年生で上位だった子が5、6年では姿が消えている、というケースも多いです。
矢萩:厳しいようだけどそれが現実かな。先取り学習をやっている子、小学校受験をやって小学生になってからもまた塾に行っています、というような子は3年生までは点が取れる。ただそういう子は伸び悩む可能性がある。問題をパターンで覚えていることが多いからです。低学年のうちは座学よりもとにかく遊びを含めた体験量を増やして欲しいですね。
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現実認識が大丈夫ですかね?やはり、中学受験業界のプレーヤーは、ポジショントークが基本となるので、我々エンドユーザーとしては情報の取捨選択が大事になります。
「塾に早く入れたほうが合格しやすい、という法則はない」
は正しいと思います。しかし、、、
「御三家を目指して好ポジションにいる2022年組のお子さんの大半は、低学年から塾を積極活用している」
のは間違いありませんね。娘は小1サピックスのAクラス(=最下位クラス)から、現在の小6サピックスα1まで幅広く経験していますので、ほぼ断言できます。中学受験を語るとき、「この筆者はどのターゲットを前提に話をしているのか?」を考えないと、読み間違えます。今回の場合は、「"合格"の中身を詳細定義することなく議論を進めるのは、時間の無駄」ということになります。
上記の記事でいうならば、「サピックス偏差値45-50くらいの層」を前提にすると、僕も「概ね正しい」と評価することになります。しかし「御三家受験」となると、マーケットが異なりますので記事の内容はほぼあてはまりません。
そもそも、世の中の変化は早いものでして、東京23区では小1の最初からサピックスに入塾しないと、そもそも席を確保することすらできません。また、「先取り学習」についても最近はRISU算数で進化を遂げているので、意味のある先取りが可能な時代です。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KI/上位5%【2021年8月6日から】
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