新中1/サピックス:低学年向けタブレット教材がカバーできる科目の限界

2022年01月(新中1)

2022年1月10日(月・祝)。

 

2022年組の初戦となる栄東まで辿り着きました。

 

娘が小1になった2016年4月からの世の中の変化を振り返った場合、テクノロジーとして進化したのは以下分野だと思います。

 

①zoomでのオンライン授業が当たり前になった。

 

②サピックス等への中学受験塾に入る前の「基礎」として、タブレット教材が普及してきた。

 

③EdTechスタートアップの出現。

 

・・・このブログは教育投資と資産運用をテーマにしているので、僕も「教育投資」についてはいろいろなプロダクトを触ってきました。その経験から思うのですが、タブレットでカバーできる科目には2022年1月現在では限界があるように思います。

 

タブレットとの相性が良い順に、

 

「基礎算数 > 社会 > 理科 > 応用算数 > 国語」

 

だと思います。これには理由があり、

 

「定形的に行うべきものはタブレットとの相性が良い > 定形的に行えないものは相性が悪い」

 

 

です。国語の文章読解に基づく選択肢問題や記述問題への対応は、2022年1月時点のテクノロジーでは、国語はタブレット教材で意味のある学習を行うのは厳しい、と思います。

 

今後、国語のタブレット教材についても進化するのかもしれませんが、現時点で利用しても学力に寄与することは期待できないと思います。基礎算数はある程度機械的にタブレット学習をすることが大事、、、というよりも、基礎算数は教え方をくふうしてはいけない分野なのですが、国語については教える側と教えられる側とのアクティブな対話が無ければ意味のある学習は厳しいですね(サピックスでの国語の教え方を観察してきた結果)。そもそも、紙と鉛筆でないと国語は厳しすぎる。

 

低学年の方は時間投資する価値があるのかどうか、良く考えて利用することをお勧めします。とりあえずメニューに国語があるからやってみるというスタンスだと、膨大な時間の無駄になりかねません。

 

今後もタブレット教材は進化が進みますので、国語についても有効なプロダクトが出現することを望みます。

 

 


 

 

★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:中学受験90%、中学入学後10%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語KII/上位5%【2021年11月19日から】

 

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Posted by senki