中1/記事レビュー:東京カレンダー「中学受験塾に6年間で900万も支払った。それでも“全落ち”したとき、親子がとった行動は…」
2022年8月6日(土)。
・2022年8月5日:東京カレンダー「中学受験塾に6年間で900万も支払った。それでも“全落ち”したとき、親子がとった行動は…」
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しかし受験を控えた6年生の秋ごろになると、安西さんは何となく結果が想像できるようになっていく。
志望校は息子の意向を汲んで立教池袋中学校、明治大学付属中野八王子中学校。そして、試験日が重ならない立教新座中学校だったが、息子の塾での偏差値は55前後。
「これは子どもの性格の問題だと思いますが、もともと度胸が無いというか、行きたいという願望はあっても挑戦してやろうという意思の強さや競争心に欠けていました。
それなのに志望校はどこでもいいと割り切ることができない。これは厳しいと思いつつ、それでも懸命に頑張る子どもの意思を無下にできず、最後まで見守ることにしたんです」(同)
結果は予想通り、すべて不合格という結果に終わった。では安西さんはどうしたのか。
合格発表の翌日、彼女の姿は不動産屋にあった。
このまま何もしなければ息子は、地元の中学へ行くことになる。渋谷区には通学区外でも希望する学校に進学できる“越境入学制度”があるが、その場合は抽選だ。
安西さんは確実に希望する公立中学へ入学する方法として、希望校の通学区内に家賃15万円の小さなワンルームを借り、なんと住所を移したのだ。
「教育委員会の人が、本当にその部屋で暮らしているかというのをチェックしにくるらしいと聞いていたんです。だからワンルームといえどもエントランスがあって、管理人が常にいるマンションを選びました。
そして毎日、郵便物の回収には行って。数日に1回、管理人さんにはさりげなく訪問客がなかったかを確認してましたね」(同)
実は安西さん、この計画を息子の受験が難しいと感じた小6の秋ごろから考えていたという。
たとえ最悪の結果であっても、限られた中から少しでも納得できる選択肢を想定して、準備しておく。それが彼女の“全落ちストラテジー”だった。
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勿体ないですね。他にも中高一貫校はたくさんあるのに。
尚、僕の場合は623万円でした。サピックスだけだと6年間で342万円なので、かなり割安です。
★現時点の立ち位置:
①公文:英語LII、数学L、国語K
②英単語:パス単準1級までを熟成中
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