小5/読書:『高熱隧道』(吉村昭)
2020年7月25日(土)。
夢中で読んでいました。吉村昭による『高熱隧道』。
戦前の黒部第三発電所の工事の話です。娘は小2の時にトロリーバスにのって黒部ダムに足を踏み入れていますので、その時の記憶が鮮明に残っていたようです。
今回娘が一番感動したのは、「泡雪崩(ほうなだれ)」でした。これは、僕が昔読んだ時にも感動した箇所です。
娘:「五階建てのコンクリ製の宿舎のうち、4階分が、、、、泡雪崩で580mもそのまま空中を飛んだなんて、、、。黒部は凄い。。」
吉村昭に敬意を表し、紹介させて頂きます。
=quote=
p.153
事故原因の究明が、捜査本部・日本電力・佐川組合同の調査班の手でおこなわれたが、泡雪崩は、宿舎建設地点の北東700メートルの峻険な山の傾斜で発生したと推定された。事故の数日前から大寒波をともなったシベリア高気圧の発達によって猛吹雪がつづき、不安定の極に達した雪庇が、その1,000メートルも及ぶ急斜面を大崩落して泡雪崩と化したにちがいなかった。
宿舎は、その風圧の通過線上に位置していて、直線的に北東方向に吹きとばされた。爆風は、宿舎の二階から上部をきれいに引き裂いて、比高78メートルの山を越え、宿舎地点から580メートルの距離にある奥鐘山の大岩壁にたたきつけている。途中に宿舎の破片らしきものがなにも発見されないところから、宿舎は、そのままの形で深夜の空中を運ばれたと想像された。
=unquote=
・・・尚、「(p.9)黒部第三発電所の完工が阪神地方の戦時下の工業力に大きな意義をもつ」という背景も含めて、娘の知識になったものと思われます。
中学受験生には、吉村昭の歴史小説はお勧めですね。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語HII/上位45%【2020年5月13日から】







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