小1/サピックス:3月入室テスト/②敗因分析
2016年3月12日(土)。
偏差値42という衝撃的結果でしたが、入室テストには合格。
テストに合格した、ということの意味を娘に体感させるために、僕が用意しておいたのはクラッカー。夕食を食べた後に、ケーキを出して、
僕・妻:「(涙を堪えて)おめでとう!(クラッカーで)パンッ!」
人生で初めてクラッカーを鳴らされたということで、娘は驚き、そして照れておりました。もちろん、最下位クラスからの出発となったことは言いませんでした。きっと、言っても意味を理解できないだろうし、まずはサピックスに通うことに対して期待感を持って貰いたかったので。
その夜。
僕は机に向かい、問題と娘の回答を分析して、驚きました。
1) 国語も算数も、問題の指示そのものを理解していない。例えば、「れい(例)のようにせん(線)を引く」という指示があるが、これを例えばの例として理解できず、「れい」と同じように線を引いている。
2) 算数の図形問題(=数字の順に並び替える)ものについても、意味を理解できていないのか、それとも図形を頭の中で並び替えられないのか、解けていない。
大人である僕の頭のなかでは、問題の意味が分れば解けるだろうな、という問題でした。
おかしいな、「公文」も「読み聞かせ」も「読書」もしているのに・・・。
なぜだ?
翌日、僕がこれまで全く見てこなかった「公文」のプリントを読み漁り、娘に本の「読み聞かせ」をしながら途中で質問してみたり、また娘が凄い勢いでページをめくって「読書」をした後に、内容の質問をして、初めて問題の本質を理解しました。
文字をスラスラ追っているだけで、内容を理解してない(笑)。
そして、これまで、僕はただの一度も、親として公文のプリントの中身を分析したことが無いことにも気が付きました。公文とサピックスの問題を比較してみると、
a) 公文国語:聞かれたことを抜き出すだけ。文章も短い。
a’) サピックス国語:精読が必要。精読とは、「場面や心情を頭の中に描くこと」だと僕は理解。
b) 公文算数:算数ではなくて、「計算」。
b’) サピックス算数:問題文を理解して頭で考えるもの。
公文とサピックスの本質的な違いがあることに、初めて気がつきました。
なんてこった。
娘はテストに失敗したんじゃない。
失敗したのは、僕だったんだ。
親として、娘が取り組むべき学習教材と方法に関するマネジメント、これに失敗していたんだ。
続く。
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