新小3/計算視力:自分で気が付くべきか、最初から暗記すべきか
2018年1月20日(土)。
公文算数E(=小4)の分数で出てくる、約分。素数の倍数がたくさん出てくるわけですが、だったら覚えてしまおう、ということで始めた計算視力強化。
はじめは素数の倍数だけで十分なのではないかと考えていましたが、2桁掛け算の有効性に気が付くと同時に、インド式までは不要だろうと結論を出しながら、試行錯誤しまくった結果として、以下で確定。恐らく、これ以上の暗記が必要となることは無いだろう。だって、筆算すれば良いだけのことだから。
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■計算視力カード
①2桁掛け算(11~19×1~9)
②平方(11×11~20×20、30×30、、、100×100)
③1/16刻み小数(0.0625、0.125、・・・)
④1/10、1/100、1/1000メッシュでの小数(0.1、0.01、0.001、・・・)
⑤単位系(1km=1000m、1m=100cm、1t=1000kg、1g=1000mg・・・)
⑥2の累乗(2^1、2^2、2^3、、、2^10)
⑦立方(1^3、2^3、、、10^3)
⑧3.14×1~20
(上記とは別にカードにすることなく)
⑨200までの素数(合計46個)
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尚、このような暗記アプローチに対して、
「暗記するよりも理解することが大事では?」
「自分で必要性に気が付いた方が良いのでは?」
「数字の量感を養うことが大事なのでは?」
などの意見もあります。
現在進行形で新小3の娘を見ている僕としては、
僕:「娘が自分で気が付いて理解してくれて、勝手に暗記してくれたら、実に理想的ですね。でも、そんな小1や小2は稀では?」
とも思いますが、理想論としては正しいと思います。つまり、子供が試行錯誤した結果、自ら気が付く。このコンテクストから言えば、
「親が先回りして暗記すべき計算視力メニューを整理してあげることで、子供が自ら学ぶ機会を奪っているのではないか?」
という意見に対しては、全くその通りなのだろうなあ、と思います。全く正しい。確かに、僕は娘が試行錯誤する機会を奪っています。お膳立てにもほどが過ぎる。
・・・しかし、上記考えると同時に、思うことがあります。
「九九の暗記を大前提として組まれているカリキュラム自体が、子供が自ら学ぶ機会を奪っているのではないか?」
本当はそこから考えないといけないのでしょうね。
九九を暗記する理由。歴史を紐解くと、紀元前の中国にルートがあるようですが、これだけ浸透したのは便利だったからなのではないかと思います。良く使う計算は覚えてしまった方が早い。それだけのことかと思います。
計算はできて当たり前の処理にすぎません。娘には、そんな処理に時間を使うよりは、うんうんと唸りながら図を書いて考える方に時間を使ってもらいたいと思います。我が家の勉強はノルマ制ではなく、時間制なので尚さら。計算という本質ではない部分で、お膳立てしてあげても深刻な害は無いでしょう。
そう考えます。
★現時点の立ち位置:
①サピックス:上位11%【2018年1月組分けテスト】
②公文数学:上位0.5%/H教材(=中2)【2018年1月19日から】
③公文国語:上位2%/FII教材(=小6後半)【2017年12月1日から】
④漢字:漢字の要【2017年12月9日から(2017年10月漢検5級合格済)】
⑤トップクラス算数徹底理解編:小3【2017年12月10日から】
⑥きらめき算数脳:小3【2017年10月1日から】
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