新小5/戦記君の取材:ファーストペンギン②「今起きている現実から目を背けない」
2020年2月10日(月)。
取材記事第2弾は、現役高校生アントレプレナーです。「東京受験.jp」を運営すると共に、現役高校生がオンラインで教える「ファーストペンギンハイスクール」を立ち上げた、筑波大学附属駒場高等学校molさん、芝高等学校yuhさんのお二人です。
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僕:「molさんもyuhさんも、面白いですね!ところで、なんで僕にコンタクトしてきたのですか?」
molさん・yuhさん:「エッジが立っているからです。こういう大人もいるんだ、と驚きました。」
僕:「ありがとうございます。確かにエッジは立っているかもしれませんね。良い意味でも悪い意味でも(笑)。」
yuhさん:「はい、存じ上げています(笑)。でも、戦記さんは、僕たちと問題認識が似ているんですよ。つまり、今起きている現実から目を背けない。面白い大人だと思いました。今、小学生とか中学生とか高校生は、たまたま生まれた場所による地域格差がすごいんですよ。塾まで車で1時間もかかる場所に住んでるお子さんとかもいる。能力があるのに。そんなことで不利になるとか、絶対おかしいと思うんですよね。結局、戦記さんのお嬢さんも、戦記さんのお子さんというポジションだから鍛えられて恩恵を受けている、という構造です。完全に、運に左右されてしまっています。」
僕:「molさんもyuhさんも、今の教育格差を解消することが大事だとお考えのようですが、そもそも、他人の心配をする前に、御自身のことは大丈夫なのでしょうか。なにしろ、現役高校生なので。」
molさん・yuhさん:「自分のことは大丈夫です。自分でなんとかなります。僕たちは家庭と学校で、そう育てられてきましたから。」
僕:「素晴らしい!」
molさん:「本当は、こういった起業系は、大学生になるまで待っていてもいいんじゃないかと思っていました。大学生になった方が、いろいろと動きやすいですから。でも、、、同級生の意識が高い連中に触発されて、今やらないでいつやるんだ!、と思うようになりました。学校ではエッジが立っている同級生が多いので、自分も社会に貢献するために、必要なアクションを取るべきだと思っています。高校生だから、あまり失うものもありませんし。」
僕:「いやー、面白いですね!僕も、今の中学受験市場は、あまりにフェアではないと考えている。親の経済格差が、そのまま教育格差に繋がっている。娘は小4だが、同じ小4で家でご飯を食べられなくて、学校の給食が主食になっているお子さんもたくさんいますからね。その給食費にしたって支払えない。」
molさん・yuhさん:「・・・ですよね。」
僕:「僕は、この現状を、見て見ぬふりはできないんですよ。MBAで学んだ一番大事なプリンシパルが、"Question the Status Quo"ですから。」
(続く)
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★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】
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