新小5/サピックス:理社のコアプラス大幅改定は幻だった

2020年02月(新小5)


2020年2月18日(火)。

 

サピックスによるコアプラス大幅改定詐欺事件に直面したので、つい泡のコルクを抜いてしまった。。

 

奥付だから、著作権の侵害にはならないと思う。

 

①理科コアプラス

旧:2019年2月15日 初版第11刷発行(僕のコレクション)

新:2020年2月10日 第2版第1刷発行

 

image

 

②社会コアプラス

旧:2019年2月15日 初版第11刷発行

新:2020年2月19日 第2版第1刷発行

 

image

 

・・・サピックス曰く、

 

サピックス社会の先生:「今年は大幅改定です!」

 

とのことなので、真面目に差分を研究しようと思って、理科から1ページごとに比較をしていきました。途中で、「おいおいおいおい・・・」となり、セラーから泡を召喚してしまった

 

そして、全ページを比較しました。はい、こういう地味な単純作業、好きなんです。。以下が結論です。

 

(1)総論

99.9%、同じ。何も変わっていない。

 

(2)各論

①理科

見逃したかもしれないが、100%同じです。一言一句、同じ。

 

②社会

99.9%同じです。変わったのは、例えばp.70の「参考 IC工場の立地」の、「IC」が旧バージョンでは黒字だったものが、新バージョンでは赤字になった系が多数あること。

 

そして、、、衝撃なのが追加された情報は一切なく、逆に削除されてしまった情報があること。僕にとっては面白いネタばかりなのだが、中学受験に合格するためには無駄知識なのでしょう。僕のような変態が司馬遷並みの信念をもって記録に残さないと、遊び心があった「古き良き時代のサピックス」が歴史に埋もれてしまう!中学受験業界の皇帝たるサピックスに宮刑に処せられる覚悟で、記録しておくっ!

 

妻:「まあ、もう要らないし、いいんじゃない♪」

 

((((;゚Д゚))))

 

■さらば、遊び心があったサピックス

 

①p.120(初版のページ。尚、第2版も同じぺージだが)

 

=quote=

参考:明治維新の中心人物たちの大政奉還(1867年)の時の年齢

 

西郷隆盛 41歳

大久保利通 38歳

木戸孝允 35歳

板垣退助 31歳

伊藤博文 27歳

 

明治維新は若い人たちによって成し遂げられたということがわかります。

=unquote=

 

いきなり冷静になる。あー、そうか。たしかに、この歴史観は踏み込み過ぎだな。権威と権力をうまく使った、というよりは使うために奔走した若い人たち、が正しいかもしれん。これは確かにサピックスの勇み足だ。調所広郷、島津斉彬がサピックスの執筆者を哂っているのは間違いない。「ばーか、もっと良く考えろよ♪なぜ軍事力を行使できたのか、なぜ軍事力があったのか。それでも、サピックスの歴史担当か?もっと勉強しろよ(笑)」。うむ。削除して適当だ。

 

②p.137

=quote=

参考:聖徳太子がめざした外交

 

②の史料の「日の出ずるところ」とは日本を、「日の没するところ」とは随(中国)を意味し、聖徳太子は中国と対等な立場での外交を目指していたことがうかがえます。

=unquote=

 

うむ。これも踏み込み過ぎだ。対等な立場での外交をするだけの軍事力も経済力も文化力も、当時の日本にはない。もっというと、別に隋だって日本に攻めてこない。よって、パフォーマンスだと理解するのが適当だ。

 

厩戸皇子:「どうせ、俺らのところにまで来ないよ~。しょうがねーだろ。曽我氏がうるせーから、稟議決裁が下りないだよ~。あいつら、プライド高いからさ。。。ってことで後は宜しく!(悪いけど、俺は聖徳太子なんて名前知らないよ?)」

 

小野妹子:「('Д’)」

 

うむ。この歴史観は、削除した方が良い。

 

=quote=

『やばい日本史』

 

(p.29)かわいそうなのは使者の妹子です。記録によると、妹子は旅の帰り道に、隋の皇帝からの返事を泥棒にぬすまれています。でも、これはおそらく妹子のうそ。皇帝がものすごく怒った返事を書いたため、持ち帰ったら太子や推古天皇に恥をかかせると思い、こっそり手紙を捨てたのでしょう。太子は意識高すぎる困った上司だったのですね。

=unquote=

 

という見方もあるが、社畜歴社会人歴がそれなりに長い僕に言わせると「稟議決裁を得るために書いたカッコイイ文章」だと思う。執行した、小野妹子がマジに偉い。

 

③p.179

=quote=

参考:アラブ石油輸出国機構(OAPEC)

OPECとは別組織としてつくられた、アラブ地域の産油国による組織。

=unquote=

 

うむ。これももう不要だな。サピックスはコアプラスにはいれていないが、アメリカのシェール革命が全てを変えた。

 

・・・以上を記事にして思うのは、

 

God in the details.

 

さすがですよ、サピックス。主観的歴史観を廃し、客観的な情報をサピックス生に提供している。戦記君は、サピックスに萌えますよ。確かに、大改訂だ。歴史解釈の自由度をサピックス生に与え、想像力をもって飛躍する機会を提供している。

 

やはり、この塾は凄い。

 

 

★現時点の立ち位置:

・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%

①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】

公文:英語GII/上位66%【2019年12月4日から】

③算数:塾カリキュラムでオントラック

④語彙:パス単5・4級+言葉ナビ上・下+ことば1200

⑤漢字:小5の深堀り中

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村


Posted by senki