小5/サピックス:小5算数基礎トレからの学び(4月18日分の問7)
2020年4月18日(土)。
サピックスの優秀な教材である算数基礎トレ。
これは「絶対に10問全部正解する!」という気概をもって取り組まないといけない問題なのですが、娘は最近はぽろぽろと間違える。
今朝は問7、つまり過不足算で間違い。そして昨日も間違えている。
=quote=
問7
[xx]人の生徒が講堂の長いすに座るのに、1脚に4人ずつ座っていくと(・・・以下割愛)。
=unquote=
娘の解き方を見て、
僕:「はい、これではダメだね。余るとか不足するとか、文字使って表現しているのが既にアウト。これ、サピックスの解き方?」
娘:「うん。」
僕:「ふーん、そうなんだ。まあ、このあたりがサピックスの集団塾としての限界なんだろうな。それは、下位クラスでも対応できるユニバーサルなやり方だから。では、一旦、サピックスの解法は忘れよう。図で表現すると共に、方程式に表してごらん。方程式で解くかどうか、ということではなくて、文章の論理構造を文字式にできるかどうかで、文章をきちんと読み取れているかどうかが分かるんだよ。」
という事で、娘に書いて貰いました。
娘:「なんだ、、簡単じゃん。なんでこんなのを解けなかったんだろう(反省してました)。数学的アプローチは上で、算数的アプローチを下に書いてみた。算数的アプローチの場合、誰も座っていない椅子の調整をして揃えて、差分をとって椅子の数を求めることになるね。」
僕:「どちらの方が、分かりやすい?」
娘:「圧倒的に方程式だね。算数だと、無理やり調整するような感じだから。算数的アプローチは、"自分に都合の良いように状況を変える"なんだよ。数学的アプローチは、"直線的に物事を見たかんじで何も変えない"。だから、方程式の方が、状況整理する上では分かりやすいし、論理が明確だから分かりやすい。」
僕:「良い気付きだね。数学的アプローチの方が、有無を言わせない明確さがあるね。」
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語HI/上位45%【2020年3月10日から】
ディスカッション
コメント一覧
凄い!
方程式まで解いちゃうですね!!
うちの子にも過不足算以外にも方程式を解けるように頑張らせます!!
>ひらりさん
公文数学K20まで進めておけば、誰でもこの程度の論理展開力は獲得しますよ~。