小5/雑考:「サピックスのテストを無断コピーして販売」
2020年6月12日(金)。
読売新聞の記事。
塾の教材を無断コピーして、一般に販売する。なかなかの感覚ですね。
=quote=
読売新聞
2020/06/11 20:05
大手進学塾「サピックス小学部」のテスト問題と解答を無断でコピーして販売したとして、警視庁原宿署は11日、いずれも東京都国立市に住む英語講師の中国籍の女(51)と、日本人の会社員の夫(63)の2人を著作権法違反容疑で東京地検に書類送検した。
=unquote=
尚、
・最大で40~50万円/月の売上。
・2017年にサピックスから注意されて一度は販売行為をやめたが、その後再開。
とのことなのですが、以下が気になりますね。
①刑事事件とは別に、サピックスが民事訴訟を起こすかどうか。その場合の、サピックス側の賠償請求額。算定根拠が開示されるので、この点に着目したい。
②サピックスは刑事事件の公判を通じて購入者のリストも入手するでしょう。それら購入者に対してどのような対応を取るのか、取らないのか。購入してしまった方は、夜も眠れなくなりますね♪。メルカリで購入したとしても、刑事事件としての捜査に必要になってくれば、メルカリも情報開示しないといけなくなるでしょうし。そういえば、2000年代におけるGMAT試験の窃用もすごかったなあ。管理が甘い某国の試験センターから流出したGMAT試験が一般に販売され、米国ETSは販売事業者に対して断固たる態度で臨み、当該問題を購入した受験者リストを入手して大学に送付、当該テストスコアを無効にした、、、というMBA受験生の間での噂があったが、あれは都市伝説だったのだろうか。
・・・僕もこの反省録を開始してそろそろ丸4年です。立ち上げ当初から、他者の著作権保護については一貫して注意しており、法令及び判例を理解した上で対応しています。最近はこの反省録も100万PV/monthとなり、"模倣される側"になってきたので尚更。
しかし、4年前も今も、塾のテキストや市販されている教材の「中身」の写真をそのままブログに公開しているブロガーさんが多いですよね。きっと、事前に利用許諾を取っているのでしょうね!。凄いですよねえ、大企業の法務部セクションと渡り合えるリーガル対応能力があるだなんて♪。
★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語HII/上位45%【2020年5月13日から】
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