SenkiChat:カタリバさん「Shape the Future Vol. 194」
2020年6月16日(火)。
コロナ期間中、「学校が無いので塾の復習ができた」とか、「毎日が週末だったので、たっぷりと先取りができた」とか、そういう家庭がある。
コロナ期間中、生き延びるのに必死な同学年の小学生が存在する。
どちらも、同じ東京23区内の話です。
これが、極東の島国の一平野における60,000人のニッチ市場の現実。「勉強をさせてもらえない」同世代の存在を、中学受験を志す小学生はもっと知るべきだと思います。
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戦記さま
こんにちは。日頃よりカタリバへのあたたかいご支援をありがとうございます。NPOカタリバの[xx]です。本日のメールは、サポーターとして継続的にご支援いただいているみなさま、都度のご支援をいただいているみなさまに、コロナ禍でのカタリバの活動と子どもたちの様子をお届けします。緊急事態宣言下、子どもたちへの緊急支援に追われ、皆様へのレポートが遅れてしまいましたこと、お詫び申し上げます。
5月25日に緊急事態宣言が解除され、全国で学校再開や分散での登校が始まっています。NPOカタリバでは、全国一斉休校発令から現在に至るまで、支援している子どもたちがひとりも取り残されることのないよう、学校・行政と密に連携しながら緊急的な支援を行っています。今回、迅速な対応ができたのは、日頃より継続的にご支援してくださる皆様のおかげです。改めて、心より感謝申し上げます。
また、「コロナで困った子どもたちのためにできることはないか?」といった心あたたまるお問い合わせを多くいただいたことを受け、NPOカタリバはコロナ禍の子どもたちを長期的に支援するためのウェブページを作成し、新たにご支援を募る企画を準備しています。6月中には準備が整う予定ですが、いつも応援してくださる寄付者の皆様には一足先にお伝えしたく、予告させていただきました。
本メールでは、緊急事態宣言下でのカタリバの活動の様子をお届けします。学校が休校になっても、学び続ける子どもたちの様子をご覧ください。
緊急事態宣言下、困難を抱える子どもたちへ届けるカタリバの支援
4月7日に東京をはじめとする7都府県に緊急事態宣言が発令され、様々な場面で自粛や制限を伴う状況となりました。東京都足立区よりカタリバが委託を受け運営する、困難を抱える子どもたちのための居場所「アダチベース」では、先の緊急事態宣言を受け、原則閉館を余儀なくされました。しかし、ここに通う子どもたちにとってライフラインにもなっていた「食事支援」と「第三者とのつながり」は絶やすことはできません。食事支援は孤食傾向の強い子どもを対象者とし、「弁当の配布」という形で対応。夕方食事を届けると、「これが今日初めての食事だった」という声も聞かれました。
3月の学校休校時に取り組み始めた「オンラインでの学習支援」は現在も継続して行っています。コロナ禍が長期化することも視野に入れ、現在は学習支援のみならず、「オンライン部活動」や「フリースペース」、電話での個別連絡など、子どもたちが安心してスタッフとのつながりを持ち続けられるよう工夫しています。
また、アダチベースに限らず、カタリバの各拠点に通う子どもたちにも、スタッフがオンラインの学びの場の提供や生活リズムの維持、第三者との交流の場を持ち続けられるようそれぞれに伴走しています。学校再開後も、子どもたちのストレスのケア、学習や進路への不安を取り除くには一定の時間を要します。コロナ禍の子どもたちが生活のリズムを取り戻し、むしろ新しい生活に適応していけるように、カタリバは継続して長期的支援に取り組んでいきます。
変わらず支援して下さる皆様のご支援に、スタッフ一同、支えていただいています。引き続き、応援頂けますと幸いです。
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★現時点の立ち位置:
・資源配分比率:サピックス70%、中学入学後30%
①公文:数学K20・国語K100で冬眠【2020年1月から】
②公文:英語HII/上位45%【2020年5月13日から】
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